ロビン・フッド を観た。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演のアカデミー賞コンビの映画です。
(お話)
十二世紀末。
強引な十字軍遠征の為の圧政に人々は苦しんでいた。
その遠征に参加していたロビン・フッド(ラッセル・クロウ)はフランス軍との対戦の際、軍内でのトラブルでさらし首の罰を受けていた。
勇敢な獅子心王リチャード王は先陣を切るが討ち死にしてしまう。
イギリスの行く末を案じていたロビン・フッドは軍を抜けるチャンスと仲間と共に軍を去る。
その逃亡の最中に王の冠を国へ返そうとしている一行が何者かに襲われているのに遭遇しロビン・フッド達はその敵を蹴散らすが一行は全滅してしまう。
襲っていたのはゴドフリー(マーク・ストロング)というリチャード王の弟ジョンの右腕的存在の男。
勇敢な兄と違ってジョンは女遊びばかり、フランス王の親族と付き合っている。
ゴドフリーはフランス軍のスパイでジョン王に接近していた。
その戦闘の際にゴドフリーだけは命からがらロビン・フッドから逃げ延びる。
その一行を仕切っていたロバート・ロクスリーに自分の変わりに勝手に持ち出した父の剣を返してきて欲しいと頼まれる。
ロバート・ロクスリーのフリをして国に帰り弟のジョンがあとを継いで王となる。
ロビン・フッドは仲間と共にロバート・ロクスリーの遺言を遂げようとノッティンガムへ赴きそこの領主サー・ウォルター・ロクスリー(マックス・フォン・シドー)とロバートの妻マリアン(ケイト・ブランシェット)に出会う。
領主でありながら借金に追われているロクスリー家、ロクスリー卿はロビンにロバートのフリをしてこの家にとどまってほしいと依頼し、ロビンはそれを引き受け仲間ともどもノッティンガムで楽しい日々を過ごす。
役人が強引に奪っていた作物をロビン達が取り返し、畑に種をまいたりしてノッティンガムの人々の心を掴む。
ロバートのフリをしているロビンを嫌っていたマリアンもロビンに心を開き始める。
国ではゴドフリーが権力を握りジョン王を騙しながら地方の税金を増やしわざと地方の領主達に反乱を起こさせ、その隙にフランス軍を上陸させる。
ゴドフリーの陰謀に気づいていたリチャード王時代からの摂政ウイリアム・マーシャル(ウィリアム・ハート)がジョン王の母と妻をつかってゴドフリーは裏切り者だとジョン王を説得する。
国の危機を知ったロクスリー卿は自分の変わりに反乱を起こそうとする貴族たちの会合に参加しろとロビンに依頼する。
ロビンはノッティンガムの軍を引き連れ立ち上がる。
(評価)
これぞ大河映画という感じで面白かったです。
リドリー・スコットモノにハズレは無いので細かいシーンからイチイチ質が高いです。
戦闘シーンの迫力も相変わらず凄いです。
グラディエーター的な映画を作りたかったのでしょう。
あれには及びませんがハリウッド映画の責任を果たせる映画だったと思います。
最近太めの役が多かったラッセル・クロウでしたが今回は結構引き締まってました。
ロバートのフリをして過ごしているのに周りの人が気づかない、気づいているのに特に何も反応が無いのは違和感でした。
漫画的に細かい脇役たちがイチイチ嬉しい感じで活躍するので日本の男には嬉しい小さいエピソードがふんだんです。
クライマックスのフランス軍との戦争ですっかり指導者になったロビン・フッドがゴドフリーと対決するが、決着の仕方がかなり素晴らしかったです。
スローモーションで弓を引くロビン・フッド、見事遠くの敵の首を撃ちぬく。
超クールでよかったです。
ハリウッドの本格派な大作映画は劇場で観ておかなければなりません。
そんなわけで7点です。
さすがリドリー・スコット作品。
もうすぐ公開されるトニー・スコットのアンストッパブルも楽しみです。
(ネタバレ)
ロクスリー卿はロビンの出生の秘密を知っていると言う。
石工の父は指導力があり、人類の平等を求め自由憲章を発案して処刑されてしまっていた。
ロクスリー卿はその発案に署名した一人だった。
貴族達の会合は父が処刑された場所で行われていた。
あり得ないような偶然が重なり正義に目覚めるロビン。
会合にはウィリアムに説得されたジョン王が現れ、ゴドフリーの企みだったことを明かし、上陸してくるフランス軍に皆で立ち向かおうと説得する。
ロビンはみんなの心をまとめるため圧政の終了をジョン王に約束させる。
みんなはそのロビンの意見に奮起する。
ノッティンガムにはロビンを邪魔臭く思ったゴドフリーの軍隊が来て村人たちを虐殺し始める。
戻ってきたロビン達が敵を蹴散らす、いつもマリアンの蔵から穀物を盗んでいた森の子供たちもマリアンを初め村人たちを助ける。
無事ゴドフリーの軍隊を追い払う。
そして決戦の時。
上陸してくるフランス軍の大群を迎え撃つ。
ロビンが指揮を取り、崖の上に弓隊を配置して、騎馬隊で突撃する。
反乱が起きていると信じていたフランス軍は面食らう。
マリアンも森の子供たちを引き連れイギリス軍の助太刀をする。
上陸してくるフランス軍に弓の雨を浴びせ、大分敵をひるませて肉弾戦。
マリアンがピンチになるがロビンが助け、最後逃げていくゴドフリーに得意の長距離の弓矢を見事に命中させる。
フランス軍は撤退する。
ジョン王は演説を開くが、ロビンの約束を無視して逆に勝手なことをしたロビンを反逆者として指名手配する。
その頃政治にうんざりしたロビンはマリアンや仲間や森の子供たちと身分のない暮らしを始めていた。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演のアカデミー賞コンビの映画です。
(お話)
十二世紀末。
強引な十字軍遠征の為の圧政に人々は苦しんでいた。
その遠征に参加していたロビン・フッド(ラッセル・クロウ)はフランス軍との対戦の際、軍内でのトラブルでさらし首の罰を受けていた。
勇敢な獅子心王リチャード王は先陣を切るが討ち死にしてしまう。
イギリスの行く末を案じていたロビン・フッドは軍を抜けるチャンスと仲間と共に軍を去る。
その逃亡の最中に王の冠を国へ返そうとしている一行が何者かに襲われているのに遭遇しロビン・フッド達はその敵を蹴散らすが一行は全滅してしまう。
襲っていたのはゴドフリー(マーク・ストロング)というリチャード王の弟ジョンの右腕的存在の男。
勇敢な兄と違ってジョンは女遊びばかり、フランス王の親族と付き合っている。
ゴドフリーはフランス軍のスパイでジョン王に接近していた。
その戦闘の際にゴドフリーだけは命からがらロビン・フッドから逃げ延びる。
その一行を仕切っていたロバート・ロクスリーに自分の変わりに勝手に持ち出した父の剣を返してきて欲しいと頼まれる。
ロバート・ロクスリーのフリをして国に帰り弟のジョンがあとを継いで王となる。
ロビン・フッドは仲間と共にロバート・ロクスリーの遺言を遂げようとノッティンガムへ赴きそこの領主サー・ウォルター・ロクスリー(マックス・フォン・シドー)とロバートの妻マリアン(ケイト・ブランシェット)に出会う。
領主でありながら借金に追われているロクスリー家、ロクスリー卿はロビンにロバートのフリをしてこの家にとどまってほしいと依頼し、ロビンはそれを引き受け仲間ともどもノッティンガムで楽しい日々を過ごす。
役人が強引に奪っていた作物をロビン達が取り返し、畑に種をまいたりしてノッティンガムの人々の心を掴む。
ロバートのフリをしているロビンを嫌っていたマリアンもロビンに心を開き始める。
国ではゴドフリーが権力を握りジョン王を騙しながら地方の税金を増やしわざと地方の領主達に反乱を起こさせ、その隙にフランス軍を上陸させる。
ゴドフリーの陰謀に気づいていたリチャード王時代からの摂政ウイリアム・マーシャル(ウィリアム・ハート)がジョン王の母と妻をつかってゴドフリーは裏切り者だとジョン王を説得する。
国の危機を知ったロクスリー卿は自分の変わりに反乱を起こそうとする貴族たちの会合に参加しろとロビンに依頼する。
ロビンはノッティンガムの軍を引き連れ立ち上がる。
(評価)
これぞ大河映画という感じで面白かったです。
リドリー・スコットモノにハズレは無いので細かいシーンからイチイチ質が高いです。
戦闘シーンの迫力も相変わらず凄いです。
グラディエーター的な映画を作りたかったのでしょう。
あれには及びませんがハリウッド映画の責任を果たせる映画だったと思います。
最近太めの役が多かったラッセル・クロウでしたが今回は結構引き締まってました。
ロバートのフリをして過ごしているのに周りの人が気づかない、気づいているのに特に何も反応が無いのは違和感でした。
漫画的に細かい脇役たちがイチイチ嬉しい感じで活躍するので日本の男には嬉しい小さいエピソードがふんだんです。
クライマックスのフランス軍との戦争ですっかり指導者になったロビン・フッドがゴドフリーと対決するが、決着の仕方がかなり素晴らしかったです。
スローモーションで弓を引くロビン・フッド、見事遠くの敵の首を撃ちぬく。
超クールでよかったです。
ハリウッドの本格派な大作映画は劇場で観ておかなければなりません。
そんなわけで7点です。
さすがリドリー・スコット作品。
もうすぐ公開されるトニー・スコットのアンストッパブルも楽しみです。
(ネタバレ)
ロクスリー卿はロビンの出生の秘密を知っていると言う。
石工の父は指導力があり、人類の平等を求め自由憲章を発案して処刑されてしまっていた。
ロクスリー卿はその発案に署名した一人だった。
貴族達の会合は父が処刑された場所で行われていた。
あり得ないような偶然が重なり正義に目覚めるロビン。
会合にはウィリアムに説得されたジョン王が現れ、ゴドフリーの企みだったことを明かし、上陸してくるフランス軍に皆で立ち向かおうと説得する。
ロビンはみんなの心をまとめるため圧政の終了をジョン王に約束させる。
みんなはそのロビンの意見に奮起する。
ノッティンガムにはロビンを邪魔臭く思ったゴドフリーの軍隊が来て村人たちを虐殺し始める。
戻ってきたロビン達が敵を蹴散らす、いつもマリアンの蔵から穀物を盗んでいた森の子供たちもマリアンを初め村人たちを助ける。
無事ゴドフリーの軍隊を追い払う。
そして決戦の時。
上陸してくるフランス軍の大群を迎え撃つ。
ロビンが指揮を取り、崖の上に弓隊を配置して、騎馬隊で突撃する。
反乱が起きていると信じていたフランス軍は面食らう。
マリアンも森の子供たちを引き連れイギリス軍の助太刀をする。
上陸してくるフランス軍に弓の雨を浴びせ、大分敵をひるませて肉弾戦。
マリアンがピンチになるがロビンが助け、最後逃げていくゴドフリーに得意の長距離の弓矢を見事に命中させる。
フランス軍は撤退する。
ジョン王は演説を開くが、ロビンの約束を無視して逆に勝手なことをしたロビンを反逆者として指名手配する。
その頃政治にうんざりしたロビンはマリアンや仲間や森の子供たちと身分のない暮らしを始めていた。