メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

NINE

2010年04月18日 | 映画
NINEを観た。

映画製作をテーマにした豪華女優さんたちによるミュージカル映画です。

(お話)
巨匠映画監督のグイド・コンティーニ(ダニエル・デイ・ルイス)の新作には世間の注目が集まっていた。
記者会見でおちょけるグイド。
しかし実はスランプに陥っておりクランクインを目前にしながら脚本は1ページもできていなかった。
グイドはひとり苦しんで郊外のホテルへと逃げる。
妻のルイザ(マリオン・コティヤール)に泣きつき、愛人のカルラ(ペネロペ・クルス)を呼んで欲望に逃避する。
主演女優のクラウディア(ニコール・キッドマン)も脚本が無く不安になっている。

(評価)
とってもスタイリッシュで素敵なミュージカルでした。
美人女優さん達の豪華競演でとっても華やかでした。

僕世代だとニコール・キッドマンとペネロペ・クルスの共演なんてなんか気まずくてドキドキします。
ペネロペ・クルスは今やすっかり色気プンプンです。
ニコール・キッドマンは相変わらず鬼のようにデラベッピンでした。
ケイト・ハドソンもとっても綺麗でした。
中でも僕はマリオン・コティヤールが良かったです。

しかしこんなべっぴんさんに囲まれる生活。totoBIG3回当てるくらいの強運が必要だし、価値がありますな。

なんにせよミュージカル映画はハズレが少なくていいですし、劇場向けです。

カーテンコール的にラストシーンにキャストが勢ぞろいしてポーズを取るシーンは最高でした。

そんなわけで8点。

エンドロールにちょいとしたメイキング、練習風景を流していたのがハリウッド映画にしては珍しく感じて、なんかそれが良かったです。

(ネタバレ)
カルラに逃避するが、その浮気はルイザにバレ夫婦仲も泥沼に。
必死に弁解するがその間に記者のステファニー(ケイト・ハドソン)にも誘惑される。
妻を心から愛しているのだが、カルラが自殺未遂をしてしまい夫婦仲は悪化の一途。

主演女優のクラウディアは脚本がなく、自分の美しさもまやかしだと行って去ってしまう。
試写で新人オーディションの映像をみたルイザはかつて自分にしたようにしているグイドを観てついに別れを決意して去っていく。
心身ともにボロボロになったグイドは遂にスタッフ達に映画が無いという真実を話す。
そして映画製作は中止となりグイドは映画界から去っていく。

2年後すっかり落ちぶれたグイドは少し晴れやかな気分になっており本当に撮りたい映画を撮り始める。
ルイザもその様子を見て微笑む。



NINE [Blu-ray]
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角川映画
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