メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ソラニン中毒

2010年04月19日 | 映画
ソラニンを観た。

先週に続いてまた観に行ってしまいました。

僕は人生で何本の映画を観に行ったか、
とにかく僕より映画を観に行く人間には未だに出会った事はないです。
そんな僕ですが、自分のお金でチケットを買うようになった中学生くらいから同じ映画を二度観に行った事が無いのです。
ビデオも見たことあるビデオを自分の為に借りた事はありません。
友達や恋人の為に借りた事はありますけど。

これは僕のポリシーでした。
ひとつの映画に二度以上お金を落とすくらいならまだ見ぬ映画にお金を使いたい。
しかしこのポリシーを壊してでも観たかった映画がソラニンでした。

先週観てからミスターナイーブの僕はさらにナイーブになってしまいました。
原作を読んだらこれまた最高で真夜中に読んでたら涙が止まらなくなってしまい心が発散してしまい結局寝ずに次の日会社に行きました。
毎日酒を飲んではソラニンの予告編を観る。
あの世界観にもう一度触れたい、映画館の装備で彼らのライブシーンを観たいと抑えきれず。

待ちに待った週末、なるべく空いている時間を狙ってナイトショーへ。
場内は僕のようにミスター&ミセスナイーブなのか、一人客ばかり。
ひょっとしたらみんなリピーターなんじゃないだろうか?と思ってしまいました。

映画はやはり最高で全てのシーンが僕のセンスにバッチリでした。

2回目はさらにお気に入りのシーンも幾つか見つけました。
真夏の夜明け時、種田が窓を開けた部屋でひぐらしの声に包まれてひとり日記を書いているシーンは素晴らしかったです。

宮崎あおいさんがもう好きでたまんないですわ。
あんな見た目であんな性格であんな声の彼女欲しいですわ。

近年グダグダになっている自らのバンド活動もこの映画のおかげで引き締まっていくと思います。
新しくバンドも組もうかと思うくらいです。

この映画を観てからは河原にばかり行ってしまいます。
悠久の川の流れを見ながらひとりたたずんでいます。
そうして曲のアイデアを考えたり、人生を考えたり、恋愛を考えたり。
何にせよ川は心を引き出してくれます。

みんなもっと人生に苦しんでもっと考えるべきですよ。
自動的に振込まれ増えて行く貯金に人生を支配されてたまるかってんだ。
完全に脱サラ路線のハートです。

ギター弾きでバイク乗りの自分のことが少し好きになった気がします。
なんか俺は俺で良かった気がしなくもない。


”たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽をだして
もうさよならなんだ”
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