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ウォール・ストリート

2011年02月08日 | 映画
ウォール・ストリート を観た。

オリバー・ストーン監督作品。
タイトルのままのウォール・ストリートの話です。


(お話)
ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)はインサイダー取引、証券詐欺罪で8年の服役を終え出所した。
その7年後、ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)の勤めるKZI社の株が突然急落してオーナーのルイス・ゼイベル(フランク・ランジェラ)はウォール・ストリートのトップ達の会合で助けを求める。
ブレトン・ジェームズ(ジョシュ・ブローリン)が過去に自分のピンチをすくってくれなかった事を根に持ち、ルイスを助けない意見を述べ、結局KZI社は破綻してしまい、ルイスは大勢の人前で地下鉄に飛び込み死ぬ。
ジェイコブが支援していたグリーンエネルギーの会社を大切にしろと遺言を残して。

ジェイコブのフィアンセはゴードンの娘ウィニー・ゲッコー(キャリー・マリガン)。
ゴードンとウィニーは絶縁状態でゴードンの話は禁句。

ある日ジェイコブはゴードンの講演に主席しその話に感銘を受けて声をかける。
ジェイコブが娘のフィアンセと知ったゴードンは娘との間を取り持つのを条件にアドバイスをするようになる。

ジェイコブにとって父親がわりだったルイスを死に追いやったブレトンを憎み噂を流してブレントンが推してる会社の株を下げる。
この根性が気に入ったブレントンはジェイコブを会社に引き入れる。

ジェイコブはゴードンに頼まれゴードンとウィニーを和解させようとする。
しかしウィニーのゴードンを嫌う気持ちは強かった。


(評価)
前作があり、その続編らしいのですが、普通に単体として観れました。
かなり秀逸な映画でした。

あまり株に興味が無いので劇中のやり取りにいまいちピンとこないのですが、映像が素晴らしいです。
何においても映像に力があってウォール・ストリートの感じがよく伝わりました。
流石のオリバー・ストーン監督です。

僕がイメージするハリウッド映画の映像って感じでした。
僕が観た映画館のスクリーンも最大級のサイズだったので余計に映像が映えました。

主演のシャイア・ラブーフはすっかり大作の主人公が板についています。
自然に観れるので悪く無いです。

マイケル・ダグラスがすっかりオッサンになってますが役にぴったりハマっていてとても素晴らしかったです。

ブレントン役のジョシュ・ブローリンは最近好きになった役者さんの一人です。
今作でも素晴らしいいぶし銀の味を出してます。

ヒロインのキャリー・マリガンがなかなか可愛らしくて良かったです。
やはり可愛い女優さんが居るかいないかで映画の退屈度合いは大きく左右されますからね。


そんなわけで8点です。


なんとなくアメリカに行きたくなってしまうような映画でした。

経済ももう少し勉強せねばと思い知らされました。


(ネタバレ)
ゴードンはジェイコブのアシストもあってようやくウィニーと和解する。
ウィニーはジェイコブの子供を授かり幸せいっぱい、ジェイコブは不動産業をしてる母から新居を買う。

ブレントンは優秀なジェイコブをいい待遇で使っていた。
しかしジェイコブが推していたグリーンエネルギーの会社への投資を最初はすると言っていたブレントンだが、しないと言い出した事をきっかけに決別する。

ゴードンはかつて貯めた大金を娘名義で貯金していた。
それを使って事を成せとジェイコブにアドバイスする。
ジェイコブは自分が支援してるグリーンエネルギーの会社の運営資金の為に、ウィニーがやってるフリーのスクープサイトの将来の為にと反対するウィニーを説得し二人でスイスに行き金を下ろさせる。
ロンダリングの為に俺がアメリカに送金するとゴードンは言い、ジェイコブとウィニーは将来の計画に希望を抱く。

しかしグリーンエネルギー会社から入金が無いと連絡を受ける、不思議に思ってゴードンの部屋へ行くともぬけの殻。
ようやく自分が騙されていたと気付くジェイコブ。
ほれ見たことか!とウィニーと別れ、せっかく買った新居も無駄に。

何もかも失ったジェイコブ。
一人きりで反撃を始める。
ブレントンの悪さを暴露した記事をウィニーの経営するサイトに載せてもらう。
この記事は大きな反響を呼びブレントンは遂に失脚する。

ビジネス界に復帰して勢いを付けていたゴードン、ゴードンの居場所を突き止めたジェイコブは孫の胎児の映像と引換に金を返せと取引を迫る。
迷いながらも断るゴードン。

ジェイコブは夜道で待ち伏せウィニーと少し和解する。
その場にゴードンが現れ孫を見たいから金を返すと言う。
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