２、Let's

死にたいと最初に思ったのは中学生の頃だったろうか？

それから理由は様々だが何度も死にたくなってきた

今でも生まれないほうが良かったと思ってしまう
こんな僕でも生まれた時は喜んでもらえただろうし
それなりに誰かの役には立っているのだろうけど

大きな目線で見れば
決して生きていることの意味なんて無い

自分の意志でも無くこの世にやってきて
望まず生かされて
死ぬまでの時間を何かで潰していかなければいけない

酔っ払ってる時など楽しいと錯覚してる時もあって
なんだかたまらなく幸せを感じるときもあるけど
最も冷静な自分になった時
幸せだった事は無い

きっとほんの少しでも思い通りにならないだけで
完全な円を描けないだけで嫌になってしまう性格だからだろうけど

単純にモテなくて
人生の中で最も求めた子供も授かる事が出来なかったから
やけになってるだけかもしれないけど

それでも僕の中に幾つか潜んでいるアイデンティティの戦いは続いて
その一つ一つは僕にとっては確実に真実で
その時強いヤツが僕となるだけで

こんなにも絶望が続くなら
少し周りの人を嫌な気分にしちゃうかもしれないけど
もう終わりにしたい気持ちはかなり強く根付いている

20年それが続いているので
それはきっともう僕にとっての真実なんだと思っている

ただし見てみたいもの
やってみたいと思うものを
実行したいと言うモチベーションがまだ少し残っている