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ターザン:REBORN

2016年08月06日 | 映画
ターザン:REBORN
を観ました。


英国貴族として政府からも一目置かれる彼は、ある日、外交のためコンゴへ赴くことになる。コンゴのジャングルで動物に育てられたターザンにとっては、故郷への帰還。しかし、それは彼に仕掛けられた罠、妻ジェーンはさらわれてしまう─。愛する妻を救うため彼が下した決断は、すべてを捨てジャングルへ戻ること─。鍛え抜かれた肉体と、研ぎ澄まされた本能を武器に、眠れる野性を呼び覚まし、彼は愛する妻を取り戻すことができるのか?


デヴィッド・イェーツ監督作品です。
ハリー・ポッターシリーズの結構ダークになってからの作品を手がけていた監督ですね。
この人が監督になってからのハリー・ポッターはほぼホラー映画でした。

今回はターザン映画ですが、ハリー・ポッターで醸し出していた独特のダークさは今作でも同じでした。
同じ監督が作ってるので当たり前ですが、
物語設定は全然違いますが、映像テイストは近いものがありました。

物語ですが、イギリスで暮らしている貴族が男が再びターザンに戻っていくような展開。
名前的にもターザンという物語の続編なのでしょう。
基本的に前提の設定やストーリーが多いです。
ただ自分はそういうターザンの物語の細部を知らないのでちょっと着いていけない部分は多かったです。
その点で結構、気持ちが置いて行かれました。

かなりの続編感が強いです。
規格的に露骨な続編ってわけではないのでしょうが、
2部作の後編だけを観させられている様な感じです。

わざとかも知れないですが、全体的にモヤッとした輪郭のはっきりしない展開が多いです。
どうしてそうなったの?なんでいつの間にかこんな展開に?
みたいなシーンも多いです。

回想シーンと現行のシーンの区別もつけにくいです。

この手の物語なのでもう少しわかりやすいエンターテイメントを求めていた自分には少々戸惑いました。

映像はターザンらしい木立を伝って高速で移動する気持ちいいシーンは良かったです。
もう少しこの手のアクションシーンが多いほうが好みでしたが。
スパイダーマンみたいに基本的にこの手法で移動して欲しかったですが、
結構地べたを走ります。

ゴリラが沢山登場してターザンと戦ったり味方になったりしますが、
なかなか迫力あって良かったです。
ゴリラって結構魅力的な動物ですよね。

ラストはなかなかのド迫力シーンで圧巻でした。
牛の群れが町を飲み込みますが、
ターザンの味方は不思議と無事という腑に落ちない点はありました。

ターザンを演じた主演のアレクサンダー・スカルスガルドはかなりのイケメンですね。
スタイルとルックス含め結構パーフェクトな仕上がりだと思います。
鍛え上げられたボディーも見応えありです。
今作ではその演技力は良くわかりませんでしたが、見た目がいいので良しとしましょう。

最近ちょいちょい見かけるマーゴット・ロビーがヒロインでした。
なかなか美人だしアクションもいけるので今後も活躍するでしょう。

最近クセの強い役をやるイメージが強いサミュエルL・ジャクソンがターザンの相棒役でした。
ガサツで弱そうに見えて実はかなりタフなタイプのやつでした。
彼にピッタリの役どころでしたね。

そして今やハリウッドの悪役を演じさせたらNo.1なのでは?と思わせるクリストフ・ヴァルツが今作も悪のボス役です。
この人を悪役に据えておけば大抵引き締まります。
実に憎たらしいオーラを放ちます、素晴らしいです。

全体的にもう少し面白く出来たのでは?
な印象が強かったですが。
魅力的なシーンは多かったですが、
減点ポイントも多く、つまらないと思ってしまいましたね。


そんなわけで5点。

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