tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

エスカレーターの手すりには矢印を入れるといいと思うんだけど

2016-05-16 16:43:05 | 物申す
エスカレーターの手すりには矢印を入れるといいんじゃないか、と最近思う。

初めて行く場所でエスカレーターを見つけると、
まず見えてくるのはエスカレーターの手すり部分である。
さらに近寄ると、ステップ部分が見えてくる。
位置関係が、手すりが上でステップが下だから、当たり前の話である。

手すりは黒色とか紺色とかをしているが、単色なので、手すりを見るだけでは、
その手すりが「昇り」で動いているのか「下り」で動いているのか見分けがつかない。
人がエスカレーターに乗っていれば、その動きで昇り下りの判断はつくけれど、
人がいないこともある。
「昇り」に乗るつもりで近寄ると、ステップが「下り」で動いているのが見えてきて、
あらっ下りなのかと引き返したり、その逆のことも起きる。
エスカレーター乗り降り口の床に矢印や「進入禁止」のマークが入っていることもあるけれど、
目立たないことも多い。

たとえばこういうアングル。
手すりは見えていてもステップは見えず、
2列並んでいるエスカレーターのどちらが昇り下りかが、
遠目にパッとわからない。

そこで、手すりに、矢印など「動きが遠目にも見て取れる模様」があるといいと思うのだ。
手すりが視界に入った時点で、ステップまで見えなくとも、
そのエスカレーターが昇りなのか下りなのかがすぐわかるので、早めに進路を判断できる。

これに気づいたのは「広告付き」のエスカレーターの手すりを見たことがあったからで、
広告の文面の動きで、そのエスカレーターが昇り下りどちらなのかがすぐさま見て取れ、
ああこれは便利だな、と思ったからなのだった。

「細かすぎる要望」だということはわかっている。
でも、東京の地下鉄駅などはとにかく人が多いから、少しでも「自分の進路」を誤らずに判断できると、
きっと群衆も幾分かはスムーズに流れると思うんだけど。