tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

雲取山

2014-05-31 22:59:00 | 旅と散歩と山登り
午前3時起床、自宅から70㎞、2時間のドライブ。走るうちに空が白み始め、夜が明ける。奥多摩湖のほとり、東京都(奥多摩町)から山梨県(丹波山村)へ越えたすぐのところ、鴨沢の駐車場に車を停める。今日はここから東京都最高峰・雲取山に日帰りで登る。ガイドブックでは山小屋泊で案内されている山。先日見たBSの山番組では、舞の海が登頂まで9時間かけていた。それを日帰りで登ろうとしているから、覚悟をもって来た。持ってきたバナナを1本食べ、日焼け止めを塗り、サンダルを登山靴に履き替え、
5:30 歩き出し。ここ鴨沢の標高は530m。頂上(2017m)との高低差は1487m。

集落の急な坂道を抜け、小袖乗越の駐車場(鴨沢よりこちらの方がスペースに余裕がある)を過ぎれば、いよいよ山道へ入る。新緑に迎えられる。

左手、南西側に富士山が顔を覗かせる。

7:50 七ツ石小屋。

鷹ノ巣山、六ツ石山、奥多摩駅へと連なる石尾根を右から合流させれば、間もなく…

8:12 七ツ石山頂(1757m)。北北西側、雲取山方面を望む。

ツツジが日の光を受けて輝いている。緑の中でピンク色が際立つ。

左手にはずっと富士山が見えている。今日の登山の伴走者。

五十人平のヘリポート。このあたりの尾根上の木々が切り開かれているのは、防火のためだそうだ。

8:50 ヘリポートからほどなくして、奥多摩雲取小屋。周辺の木陰にテントがいくつか張られている。ああいう山登りもいつかはしてみたい。今は軽装備でスピーディーに登ってばかりだけど。

登ってきた尾根道を振り返る。頂は七ツ石山。

このルートはずっと、さほど段差がきつくない。「階段」ではなく「スロープ」がずっと続いている感じで、膝の上げ下げが激しくない。自転車で登っていた人もいるくらい。このあたりは勾配がきつい方だが、それでも、足がたびたび止まるほどではない。

前方、小屋のある頂が見えてくる。

近づく。もうひと登りだ。

9:30 山頂。標高2017m。この数字、3年後にはこの山のブームが起きるかも知れない。

西側、甲武信ヶ岳など奥秩父の山々。

南西側、大菩薩嶺など。富士山はだいぶ薄くなってしまった。

9:58 あんパンやおにぎりの昼食の後、下山開始。

広がる山並みを眺めながらの尾根歩き。

前方に七ツ石山が近づく。

11:00 七つ石山頂通過。頂上を通らない巻き道もあるのだが、体力に余裕があったのでまた来た。

赤い実?と思ったら、花のつぼみだった。

新緑を満喫。鳥も鳴く。

山中、もう使われていない畑が。集落からここまで通うだけでも大変だろう。動物の黒いぬいぐるみが真ん中に落ちていた。案山子代わりにでも使っていたのだろうか。

奥多摩湖と鴨沢の集落が見え始める。

13:00 想像していたのよりずっと早いゴールとなった。登り4時間ジャスト、下り3時間ジャストというわかりやすいコースタイム。車でなければ、下山は七ツ石山から石尾根をたどり、奥多摩駅へ出るのも面白いかも知れない。日本百名山、49座目を踏破。
車の屋根の鉄板がじりじりと灼けて車内にも熱が伝わってくるような午後の強い陽射しの中、帰路は2時間半のドライブ。

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