tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

吉祥寺散歩

2018-04-28 23:00:00 | 今日の出来事
ゴールデンウィーク初日。
特に目的はないけど吉祥寺にでも行こうかと昼前に妻と家を出る。

アーケード商店街「サンロード」を歩き、「麻布茶房」できじ焼き重と抹茶ババロアパフェ。
店のある2階の窓から見えるのはなぜか寺の「墓場」だが、
実は墓場というのは落ち着きがあって、不快な感じはない。

家のフライパンが最近焦げつくと妻が言うので、ヨドバシカメラへ。
ヨドバシカメラより、その階上にあったニトリの方が品ぞろえはよかった。
家にあるフライパンのふた(これは買い替える必要はなくそのまま使い続ける)
のサイズをきちんと計ってこなかったので、今日は買うのを保留。
(帰宅後計ったら26cmだった)

ヨドバシカメラを出て、屋外でジャズを演奏しているコピスの前を通り、
ふらふらとペットショップへ入る。
店のお姉さんが「ワンちゃんを抱いてみませんか?」と言い、
妻が乗り気になるので、2人で椅子に座ってタイニープードルを抱かせてもらう。
生まれてまだ2,3か月で、片手に乗るほど小さい。
乳歯が生えたてで歯が痒いらしく、こちらの指をさかんに甘噛みしてくる。
もういいだろうという頃合いになっても、お姉さんは犬を引き取ろうとしない。
こちらが痺れを切らして「飼います」と言い出すのを辛抱強く待つ作戦なのか。
抱くのに乗り気になったのは妻のほうなのだから、
「そろそろ行きます」と立ち上がるきっかけも妻から作ってほしいところだが、
妻はこちらの顔を覗き込んでどうしようと目を泳がせるばかりだ。
結局、30分くらい抱き続けていたかもしれない。
おそらく僕の人生で最も長く犬と(というより動物と)触れ合った体験になるだろう。
しかし、動物と触れ合っているだけで癒されるのは確かだ。

「中道通り」へ。
激安の八百屋、ポーランドのガラス食器を売る店(ここでなぜか冷えたコーラを買う)、
財布ショップ、雑貨店などを見て往復。
妻は「梅こんにゃくゼリー」を買っていた。

駅の反対側、井の頭公園へ。
煙がもうもうと立ち込めるオープンスペースでの立ち食い・立ち飲みのイメージが強かった
公園入口の焼き鳥の「いせや」は、すっかり垢抜けた店舗に建て替わっている。
池を渡り、池の南側の森を歩く。風が冷えてきた。
バラック小屋のようなコーヒースタンドで妻がコーヒーを買う。

井の頭線の井の頭公園駅(改札口が地上にあり、ホームが程良くカーブしていて、
「郊外電車の駅」の風情がいい)から帰途につく。