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こんな大変なことが起きているのに

2011-10-09 | まいにち

   マスコミはさらっと流してしまうようだけど、今この国では大変なことが起きているのですよね。

   いまだに、原子力発電所が必要だという人がいるが、命を脅かされるのはごめんです。日本国中を「死の町」「死の村」としないために。もちろん、上関にも要りません。

子どもの甲状腺検査始まる 福島、全県の36万人対象

 福島県は9日、東京電力福島第1原発事故に伴う県民健康管理調査の一環として、今年4月1日時点で18歳以下の県内の子ども全員の甲状腺検査を、福島市の県立医大病院で開始した。約36万人を対象に生涯にわたって甲状腺をチェックする世界でも類を見ない調査となる。

 甲状腺はのどの付近にあり、昆虫のチョウが羽を広げたような形の組織で、体の代謝を支えるホルモンなどを分泌。放射性ヨウ素がたまりやすく、1986年のチェルノブイリ原発事故では子どもの甲状腺がんが多発した。保護者の間に不安が広がっていることを受け、全ての子どもを対象とした検査に乗り出した。

 検査は超音波を使い、首の断面画像や甲状腺の大きさを記録。異常がないか複数の医師で診断し、結果は約1カ月後に郵送で通知する。病変の恐れがあれば後日、採血や尿検査のほか、細胞を採取する詳細検査を行う。

 初日は計画的避難区域などに指定された飯舘村と浪江町、川俣町山木屋地区の子ども144人が検査を受けた。内訳は0~5歳が24人、6~10歳が48人、11歳~18歳が72人で、22人は県外の避難先から訪れた。3町村の計4908人を検査した後、他の地域にも拡大、2014年3月までに県内を一巡する。その後は2年ごと、20歳を超えると5年ごとに生涯にわたり検査する。

 県外に避難した子どもも数多くいて所在が分かっている世帯には案内を郵送しているが、転居先を把握できないケースもあり、各自治体やホームページを通じて受診を呼びかけている。

 診断には専門知識が必要だが、規模が大きく県内の専門医では不足するため、県立医大は学会などを通じて全国の医療機関に応援を要請。将来は住民が地元の病院で検査を受けられるよう、医師の育成も進める。

広島ブログ

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