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アトファルナろう学校のこどもたち

2009-01-25 | まいにち

トップページ 戦争のために休校せざるを得なくなっているパレスチナのアトファルナろう学校、隣のビルが爆撃され学校の窓ガラスは壊れてしまったそうです。

以下はパレスチナこどもキャンペーンのレターから

 

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  ★アトファルナの生徒やスタッフと安否とれず
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   私たちがガザで1992年に開校し、今も運営を支えている「アトファルナろう学校」
  には、300人の生徒、70人の職業訓練生、そしてたくさんのスタッフがいま
  す。いま現在、生徒や職業訓練生の多くと連絡が取れず、安否が不明な人がたく
  さんいます。

   アトファルナの職業訓練で木工を教えているハーシムさんという「ろう者」がい
  ます。1995年に日本にきて、各地でお話をしてくれたひょうきんな人です。
  このハーシムさんとすでに10日以上、連絡が取れなくなっています。ハーシムさ
  んの一家は聴覚障がいのある人が多く、とても心配です。

   学校の校舎も隣に爆弾が落ちたために、その爆風で窓がすべて壊れ、窓枠も天井
  も落ちてしまいました。火事にならなかったのが不幸中の幸いです。

   空爆の続くガザで、聴覚障がいなど障がいを持つ人たちがどんなに大変か!
  ただただ無事を祈るばかりです。

 私が加入している広島県手話通訳問題研究会は、ここ10年余り、この学校への募金を少額ながら続けてきました。戦争はこんな積み重ねを一瞬に破壊してしまいます。

 ずいぶん以前に、空襲は夜行われる それは「直接的な被害の何倍もの恐怖感を住民に与えることができ、効果が大きいから」と聞いたことがあります。真っ暗な中で聞こえない子どもたちはどんな夜を過ごしてきたのでしょう…。

 

 過去から学んでいくことは 明日を創っていくことだと思います。

下は日本政府からの支援物資の到着を伝える朝日新聞

「ガザ市民へ連帯示したい」日本の支援物資引き渡し

2009年1月25日6時14分写真

24日、日本からガザ被災民らへの支援物資を運ぶ人たち=エジプト北東部アリーシュ空港、田井中写す

 【アリーシュ(エジプト北東部)=田井中雅人】パレスチナ自治区ガザの被災民らに日本政府が送る緊急支援物資が24日、ガザ境界に近いエジプト・アリーシュ空港に届き、ガザ側に引き渡された。

 日本政府は毛布2万9千枚、ビニールシート8千枚、スリーピングマット2万枚を無償でガザの被災民らに譲渡することを決定している。

 同空港での引き渡し式で、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のガザの現地支援プログラムオフィサー、キャシー・ハワードさんは「いただいた支援物資は、すべてを失った人々にすぐに届ける」と述べた。

 

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