トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2019.9.27 福井県 ”いいやま登ろう会”例会 銀杏峰

2019-09-28 11:03:05 | ブログ

部子山方面に向かう気持ちの良い稜線歩き




秋の気配を感じさせる赤く色づいたナナカマド

苦労した下り

奥美濃方面

山登りクラブメンバー総勢22名でほぼ1カ月ぶりの山登りに出かけてきました。9月末というのにまだ残暑が厳しく、毎週のように山登りに出かけていたのが、ここ3か月ほどは月1回ペースにダウンしたため、体が重いのが不安です。

6:00にパークアリーナを出発。途中2回のトイレ休憩を取り9時少し前に登山口のある宝慶寺いこいの森キャンプ場に到着。きれいなキャンプ場ですが今日は誰もいませんでした。9時少し過ぎに登山口を出発。コースは名松新道にとりました。その名の通り立派な松が点在する小径です。登り始めが急ですが、あとは一般的な斜度の登りがつづきます。途中にある前山のピークまで約2時間かかりました。このピークでは大町方面への展望がありました。ここまでの散策で十分という4名と別れ、あと1時間くらいの頂上を目指します。明るい尾根筋を抜けると低い灌木帯になってきて頂上が間近という雰囲気になります。積雪期にここを登った時は全てが雪に覆われていて、どこまでも続く白く広い大地のようでしたが今は背丈位の灌木帯の中に小径がついているため、想像していただだっ広い丘の感じが全くしませんでした。頂上に12:30頃に到着。ここだけは切り開かれていて展望がとても良いところでした。奥美濃方面はどこまで山また山で墨絵のようです。改めて北アルプスよりはるかに広い奥美濃の山々のスケールを実感させられました。昨今はこの広大な奥美濃の山の魅力にはまっています。残念ながら、いつもと見る方向がちがうので能郷白山以外は山座同定に自信が持てず、写真に納めて帰宅後に調べることにしました。頂上で30分間、昼食をとり13:00少し過ぎに下山を開始。下山は小葉谷コースに取りました。頂上では寒々とした風景でしたが、頂上からしばらくの間は気持ちのよい稜線歩きで、全く期待していなかった紫色の高山植物にも沢山出会うことができ気持ちが暖かくなります。赤く色づいたナナカマドも時々みることができ、秋の気配も感じることができました。稜線歩きは気持ちのいいものでしたが、しばらくして急な下りがはじまり、フィックスロープの連続で四苦八苦して下ることになります。時々、スリップして悲鳴が上がるたびに胸がドキンとします。下山ルートは林道にでるまで、登りのルートの距離の半分くらいなので絶対にこのルートの方が早く戻れると思っていたのですが大誤算。フィックスロープの箇所がやたらと多く、そこを一人ずつ降りる都度、待ち時間が発生して想像以上に時間がかかってしまいました。全員無事に登山口に到着したのが15時頃でした。ここから長い林道で、予定の到着時間を大幅にこし皆様からのブーイングが気になりましたが、林道下りは歩きやすく思いのほか早く4時少々過ぎにバスの待つキャンプ場に着くことができました(計画の到着時間より30分弱の遅れ)。なお、福井県の道路を管理する部署に確認したところ、キャンプ場から小葉谷と登山口まで大型観光バスは切り換えができないので無理といわれていたのでバスを小葉谷登山口まで上げませんでしたが、しかし実際に歩いてみると道はきれいに舗装され、道幅も十分、そして工事用車両の為と思われる大きな広場が登山口近くに2か所あり、まったく大型でもアクセスに問題なさそうでした。帰りは”平成の湯”(モンベルのカードでソフトクリームがいただけました)で疲れた体を癒し、予定より早い20:00前ににアリーナに戻りました。久しぶりで疲れましたが天候に恵まれ秋の気配を堪能できた山旅でした。


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