トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2022年9月13日  鶴平新道から妙法山、野谷荘司山、三方岩岳

2022-09-18 19:57:27 | 日記

やっと目の前に現れた妙法山。ここから100m下って100m登り返すと頂上。

約1カ月半振りの登山で、スタミナがとても心配だが以前から行ってみたかった白山と三方岩岳のルートの途中にある妙法山へ出かけた。私の足では最低10時間はかかるので家を時半に出た。野谷荘司山へまっすぐ突き上げる尾根コース(鶴平ルート)の登山口に6時過ぎに到着。慌ただしく準備を整え6時15分に登山を開始。数年前の積雪期にこのコースを下ったことがあるのだがもうほとんど記憶がない。登山口は標高710mくらいなのでまだ残暑の時期とはいえ,涼しいだろうと期待してきたのだが、涼しいどころか蒸し暑くて登り始めて10分もしないうちに汗が額から吹き出し始める始末。赤頭山というピークまでは急登が続き、この暑さでかなり体力が奪われてしまった。野谷荘司山にほぼコースタイム通りの3時間で到着。なんとか到着したもののバテバテで、ここから妙法山を4時間かけて往復するのだが、この日差しの中ではまったく自信がない。3L持参した水では全く足りない状況だったので、妙法山はあきらめて、もう三方岩岳経由で戻ろうという気になってしばらくの間、立ちんぼう。意を決して妙法山へスタート。幸い、途中に小規模な湿原があり、池塘があったので帰りに水が補給できると思うと気が楽になった。妙法山は稜線を進んでもそれらしきピークがなかなか見えてこない。妙法山とわかるピークがやっと見えると100m強の下りと登りが最後に待っていて、休み休みのペースながら10時44分に待望の三角点のある妙法山頂上に着いた。こじんまりした頂上だが、草木が無くてごろ寝ができた。頂上からの展望は期待通りだった。ここまできても白山がまだま遠くに見える。ここから白山までは日本の数少ない原生林の秘境だ。いつの日かは歩いてみたいと若い時から思い続けてきたのだが……..。頂上からの展望は抜群。山スキーで登った猿ケ馬場山や人形山方面山々がよく見える。山体崩壊で帰雲城を呑み込んだ帰雲山がすぐ前に見える。反対側にはおいづるケ岳や大笠山など過去に登っきた懐かしい山々が見え山座同定などで1時間近くも滞在してしまった。これほど頂上で滞在したことは今までになかった。11時30分頃、妙法山を後にする。体力が少し回復し、順調に毛氈平までくると、これなら欲張って三方岩岳経由での下山も可能と思い始めた。池塘で1L補給し熱中症に備えることができて勇気百倍。今回、珍しく浄水器を持参して正解だった。野谷荘司山に集会コースへ行くタイムリミットである13時頃に戻ることができたので三方岩岳経由の周回で戻ることに決定。約1時間で“三方岩岳頂上“と書かれた真新しい金属プレートが岩に埋め込まれている頂上に到着。以前に来た時は雪で隠れていると思っていた三角点がやはりここには見当たらない。おかしいと思いながら下っていくと三方岩岳と書かれた標識があった。恐らくそちらの方にあるのだろうと帰り道から外れて進むと三方岩岳と書かれた標柱があった。再び帰りの道に戻り、馬狩下山口へ向かう。約1時間30分でこちら側のコースの登山口である白山白川郷ホワイトロードの馬狩料金所に到着。もう誰もいなかったが広い料金所の片隅に自動販売機をみつけコーラを買う。ここで飲んだコーラは格別の美味さだった。ここからしばらくホワイトロードを歩き、車を停めてある鶴平新道登山口に戻った。16時57分着。1ヶ月半振りの山は体力不足を身にしみて感じたが、それでもまだ一人山旅の楽しさの方が上回っているようなのでまだ暫くは山登りを続けられそうだ。

コースタイム:
鶴平登山口 6:15  赤頭山  8:22   野谷荘司山 9:01  美濃原山  10:16  妙法山  10:44
美濃原山  11:52  野谷荘司山  13:04  三方岩岳頂上  14:02  三方岩岳三角点  14:47
馬狩料金所登山口  16:13   鶴平登山口  16:50





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