トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2019.5.17 ”いいやま登ろう会”例会 つつじ最盛期の大和葛城山 奈良県

2019-05-20 16:53:45 | ブログ

頂上付近からのつつじ群落と金剛山

山登りの会の月例山行で山ツツジで有名な奈良県にある大和葛城山へ出かけました。今回は31名の参加者で大型観光バスを利用しました。

朝6:00にパークアリーナを出発。名神高速、京慈バイパスを経由して葛城山ロープウエイ駐車場に9時過ぎに到着。既に多くの車で駐車場はかなり埋まっています。我々のバスは一番下の広い草地に誘導されました(駐車料金5000円)。ここで四つの班に分かれて 9時35分頃に出発。去年の台風の影響で通行止め情報のあった北尾根コースはロープウエイ乗り場まで来ると開通していることがわかり、無事に計画通りスタートです。最初から急な登りで暑さも加わり苦しいです。早くも後ろから”もっとゆっくり歩いて”と声が飛んできます。少し呼吸が安定してくると緑の木立と木漏れ陽の美しさを感じられるようになってきて、パーティーのペースも順調になってきます。我班のMさんがしきりに”たおやかな”と言葉を発しています。久しぶりに聞いたこの美しい響きの言葉に北杜夫の”白きたおやかな峰”という本を思い出しました。2回ほど休憩してようやくダイヤモンドトレイルコースに合流。ここから所々、木の階段の登りが続きます。登り切って少し進むと意外にもキャンプ場がありました。そこから少し進むとロープウエイ―降り場からの道と合流。途端に31名の大所帯が雑踏に飲み込まれてもう登山の雰囲気などどこにもありません。パーティーの中には路肩でふるまわれている酒を頂戴する人も出る有様です(笑)。お互い迷子にならないように気を付けて葛城山の目玉であるツツジ群落を見下ろせる展望地に向かいます。突然、前が開けてツツジの群落が現れました。それを眼下にした時はさすがに感嘆の声がでました。その奥に金剛山が聳えています。噂通りの見事な美しさです。ただ山が赤く染まるほどと聞いていたので、つつじ園の範囲に限られていたのが少し残念でした。ツツジ園まで下ってその中の道から見上げればそのように見えるのかもしれません。頂上はとても広くてピークという雰囲気はありません。猿と猿使いが芸をしている場面に出会い面喰いました。頂上には立派な山座同定盤があり、展望は360度です。大阪湾も見えました。頂上では約30分の昼食タイムをとり、その後、全員で記念写真を撮って下山開始。下りはクジラコースにとりました。このコースは階段が多すぎます。膝を痛めている人にはとてもつらい下りになるでしょう。途中60Lほどのザックを担いだ単独の若い女性に会いました。ダイヤモンドコース途中にあるキャンプ場でテント泊と言っていましたが、正統派?の若者に会うとなぜか心地良い気持ちになります。途中クジラの滝などで休憩をとり、15時過ぎに無事、登山口に戻りました。



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