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プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

明日海りお「エリザベートTAKARAZUKA 25周年記念 スペシャル•ガラ•コンサート」

2021-04-25 09:29:19 | 日記
今日から3度目の緊急事態宣言。
大きな劇場は、多少の時間的ズレがあるにせよ、休館。
そうなる前に ということで、昨日は
「エリザベートガラ•コン」に行ってきました。
といっても、急なことだったので、劇場のチケットは取れず
映画館でのライブ•ビューイングで楽しむことに。

昨日は、14年花組バージョンの公演。
トート 明日海りお
エリザベート 花乃まりあ
フランツ 北翔海莉
ルキーニ 望海風斗
といったメンバーです。

錚々たるメンバーに囲まれて奮闘していたのが
花乃まりあ。
この方、まだ20代なんですね。
その若さで、「私だけに」を熱唱!
高音の伸びが、素晴らしかった。
そして、とても可愛いらしい。
素敵なシシィでした。

つい先日退団したばかりの望海風斗を、こんなにも早く観られたのは
僥倖でした。
「キッチュ」の場面など、軽やかで良かった。

北翔海莉のフランツ、エリザベートに対する想いが溢れていました。

そして、なんと言っても、明日海トート。
「最後のダンス」「闇が広がる」•••
素敵な場面ばかり。
特にダンスシーンは、最高でした。

取ってあった公演は中止。
幸い、配信があるようなので、この後は、そちらで楽しむことにします。

「イン•ザ•ハイツ」

2021-04-24 09:47:09 | 日記
赤坂ACTシアターで上演中の「イン•ザ•ハイツ」です。
「ハミルトン」が大ヒットとなったリン=マニュエル•ミランダの作品。
このミュージカル自体も、4部門のトニー賞を受賞しています。

舞台は、マンハッタン北西部のワシントンハイツ。
移民の多い地区。
劇中、奏でられるメロディも、この地区にふさわしい、ヒップホップ ラップ サルサなどです。
主人公のウスナビ(Wキャストで、私が観た日は平間壮一)が登場。
まずは、ラッブで、このミュージカルについて語ります。
続いて、ニーナ(田村芽実)
彼女は、この地区の希望の星。
両親(戸井勝海 未来優希)はタクシー会社を経営して、この地区では裕福。
ニーナもスタンフォード大学に通っている。
が、彼女が戻ってきたのには理由があり•••
ほかに登場するのは、
ウスナビの親代わり•アブエラ(田中利花)
タクシー会社で働くベニー(Wキャストで、私が観た日は林翔太)
ウスナビが想いを寄せるヴァネッサ(石田ニコル)
ニコルが働くヘアサロンの経営者ダニエラ(エリアンナ)
ウスナビが親から譲り受けた商品雑貨屋で働く従兄弟のソニー(阪本奨悟)
などです。

物語は、ウスナビとヴァネッサ ニーナとベニーの恋を軸に進んでいきます。
アブエラが高額の宝くじに当選し
ウスナビは停電の夜に、商品雑貨店を失ってしまう。
大学を落第して辞めてしまったニーナ。
そんなニーナに、両親が下した結論
•••
全てが再生へと向かうラストシーン。
数多く登場する激しいダンスナンバーなど
なかなか見応えのあるミュージカルでした。




松尾スズキ「シブヤデアイマショウ」

2021-04-23 09:16:16 | 日記
シアターコクーンで上演中の「シブヤデアイマショウ」です。
18時半開演。21時過ぎ終演の舞台。
帰り道、駅に着いたのは21時半過ぎ。
以前よりは、人通りが減ったような感じ。
緊急事態宣言、まもなく発令の影響でしょうか。

さて、ショウのお話。
総合演出は、この劇場の芸術監督•松尾スズキ。
ショウは、3つのパートに分かれ、「大人計画」の劇団員•宮崎吐夢らが
コーナー演出を担当。
出演は、のん 秋山菜津子のほか猫背椿ら劇団員。
冒頭、松尾スズキが、すっかり真人間になって登場し
「あれは、芸術監督病だ」などと自虐ネタを交えて笑わせ
さらには、「レ•ミゼ」の「民衆の歌」の替え歌などショウの部分でも
大いに笑わせてくれました。

一幕ラストでは、日替わりゲストのミルクボーイが漫才を披露。
二幕では、同じく日替わりゲストの井上芳雄と咲妃みゆが
「エリザベート」などのナンバーから素晴らしい歌声を披露してくれた。
先日「あさイチ」に出演し、プリンスらしからぬ一面も見せてくれた井上さん。
今回も、宮崎吐夢からの
「菊田一夫賞を獲るためには、どうしたら良いですか?」
という質問に
「基本、東宝の舞台に出ること」
と答え、観客の笑い誘ってました。

ケラ「カメレオンズ•リップ」

2021-04-22 09:01:16 | 日記
シアタークリエで上演中の「カメレオンズ•リップ」です。
ケラの作品を気鋭の演出家が演出する「KERA CROSS」の第三弾。
今までに「フローズンビーチ」を鈴木裕美が「グッドバイ」を生瀬勝久が
演出しています。
今回の演出は、河原雅彦。

舞台は、20世紀初頭のヨーロッパの邸宅。
ドナ(生駒里奈)とルーファス(松下洸平)の姉弟が住んでいた。
「呼吸するように嘘をつく」ドナ。
が、そのドナは謎の死を遂げ、今は
彼女にそっくりな使用人のエレンディラ(生駒二役)とルーファスが住んでいる。
ルーファスは、自分では、姉に負けないくらい上手に嘘をつけると思っている。
今日は、ドナの命日。
ドナの夫だったナイフ(岡本健一)が、この家の元使用人だったガラ(ファーストサマーウイカ)
と一緒に訪ねてくる。
彼らを案内してきたのが眼科医(森準人)
さらには、ドナの友人シャンプー(野口かおる)
化粧品会社の女社長ビビ(シルビア•グラブ)
軍人ハッケンブッシュ(我が家 坪倉由幸)らが次々と登場。
彼らが、虚実ないまぜに語っていくので、事態は混迷していくばかり。
客席の私は、目の前の出来事を把握していくだけて精一杯。
3時間超えのお芝居。
疲れました^_^

フレデリック•ブラウン 「まっ白な嘘」

2021-04-21 09:45:28 | 日記
お家時間が増えている今
テレビ三昧の日々をちょい反省。
読書の時間を増やそうとしています。
といっても、長篇はしんどい。
で、選んだのが
フレデリック•ブラウンという方の短篇集
「まっ白な嘘」です。
例によって、この方の本 初読みです。

表題作の「まっ白な嘘」を始め17篇の短篇からなる作品集。
私の好みは「ライリーの死」
ベン•ライリーというアイルランド人。
うだつの上がらない刑事。
が、その死によって、町には「ライリー公園」「ライリー劇場」なるものができている。
何故、そんなことが起きたのか。
ライリーが亡くなったのは、クランドール市長の選挙運動のパレードが行われた日。
市長は、彼の従兄弟。
護衛に当たったライリー。
市長に向かって投げつけられた信管を身を挺して防ぎ殉死してしまう。
一躍、英雄になったライリー。
町の人によって見送られるが•••
というお話。

ほかにも、銀行強盗の起きた町に現れたミス•ダークネスと呼ばれる
謎の女性の正体を描いた「闇の女」
最後に読んでくださいと注釈のついた「うしろを見るな」
など、興味深いプロットの作品が載っていました。