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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

祝アカデミー助演女優賞 「ミナリ」

2021-04-28 09:50:35 | 日記
今日からは、宣言前に観た映画などについて書いていきます。
まずは、東宝日比谷シャンテで上映された「ミナリ」
おばあちゃんを演じたユン•ヨジュンという女優さんがアカデミー助演女優賞を受賞した映画。
確かに、この方、もの凄い存在感でした。

映画は、韓国移民の4人家族について語られていきます。
農業でひと山当てようと、アーカンソー州に引っ越してきたジェイコブ一家。
妻のモニカは、トレーラーハウスでの暮らしに不満タラタラ。
長女のアンと弟のデビッドは、自然に囲まれた暮らしに興味ある様子。
デビッドは、心臓に病があり、定期的に検診を受けなければいけないのだが
この土地からでは、病院まで行くのは大変。
家族を何より大切にするモニカには、これも我慢できない理由の一つ。

お定まりの夫婦喧嘩。
緩衝材として、モニカの母親を韓国から呼び寄せることに。
まだ見ぬおばあちゃんを楽しみにしていた孫たちだが
このスンジャおばあちゃんが、また一筋縄ではいかない。
けたたましくて毒舌。
デビッドは、スンジャが大嫌いになってしまう。

やがて、デビッドとスンジャに奇妙な連帯感。
「ミナリ」の存在を教えるスンジャ。
「これは、逞しいものなんだ」
「ミナリ」とは、セリのことです。

ちょっと落ち着いたと思ったら
スンジャは病に倒れ、デビッドの計画も頓挫。
さて、一家はどうなる?
というお話。

三代揃う一家。
私の家も、そうでしたから懐かしさを感じました。
にしても、ユン•ヨジュンさん
途中登場してから、一気に場を攫っていく。
賞にふさわしい演技でした。