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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

紀伊國屋ホールで「春談春」

2021-01-08 09:56:50 | 日記
緊急事態宣言が再発令された夜、私は紀伊國屋ホールで「春談春」楽しみました。
サブタイトルにーお友達と共にーと付いた、この興行
文蔵 三三など若手真打たちをゲストに招き、6日から10日まで行われます。

昨夜のゲストは、一琴師と小せん師。
2人と談春師は、さだまさし繋がりという事。
では、例によって演目と演者。
ご挨拶 談春 一琴 小せん
首提灯 談春
三人無筆 一琴
中入り
夜鷹の野ざらし 小せん
明烏   談春

ご挨拶は、予定になく、ふと思いついたという談春師。
さだまさしと3人のエピソード。これは面白かった。

「首提灯」
故•圓生師匠の十八番。
談春師も、斬られた男の顔など笑わせてくれた。

「三人無筆」
先日の小三治師の会でもやっていたネタ。
やり慣れたネタなのか安心感あり。

「夜鷹の野ざらし」
前半は、普通の野ざらし。
八五郎がコツを見つけ、ここから話は急展開。
供養をしていた八五郎を見ていたのが、年が70近い老夜鷹。
八五郎の家を訪ねる。
一方、怪談話を仕立て上げた尾形清十郎。
実は、訪ねてきたのは幽霊だけでなく隠し子。
オチも、八五郎が開けた穴に絡ませてよかった。

「明烏」
21才になっても、近所の子ども達と遊ぶ時次郎。
まずは、その純真さが可笑しい。
そして、女郎買いに行かそうとする父親を恨む母親。
さらに、何事にも動じない源兵衛と多助。
登場する人物が皆面白い、談春師の十八番ネタでした。



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