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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

井上ひさし&劇団民藝 「ある八重子物語」

2021-01-09 09:11:57 | 日記
今日は、昨年観た演劇のお話。
池袋のシアターウエストで上演された
「ある八重子物語」です。
井上ひさしの戯曲を劇団民藝が上演したもの。
民藝の公演観るの久しぶりですが
劇場行って思い出したことが。
品の良さそうな、お着物姿の老嬢が、パンフレット売っている。
お値段も600円とお手頃価格なんですが
いかにも、この劇団っぽい。
観客も、還暦過ぎた私より、年上の方が多いのですが
驚いたのは、目の不自由な旦那さんの手をお婆さんが引いて
観に来ていたご夫婦がいた事。
夜の部で、終演が21時半過ぎるのに大丈夫かしらと
余計な心配してしまいましたが、ああいうご夫婦良いですね。

さて、物語は、柳橋にある古橋医院が舞台。
時代は、昭和16年から21年。
院長(篠田三郎)始め 看護婦さん 事務員さんと
皆 水谷八重子の大ファン。
患者の身の上話をしていても、すぐに「婦系図」のお話に。
そんな医院に現れる 3人の芸者さん。
特に、花代さん(有森也実)の声は
水谷八重子にそっくり。
彼女たちの巻き起こす騒動 人情劇•••
井上ひさしの筆が冴える作品でした。


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