「鈴本演芸場 さん喬 権太楼 特選集」

昨夜は鈴本演芸場へ。
今までにない大型台風が来る
というので、行こうかどうしようか
迷っていたのですが
「ゴゴスマ」見ていたら、東京は、そこまでの被害はない
ということで、15時半ころお出かけ。
御徒町界隈も、それほどの降りではなかった。
鈴本入る前に、松坂屋に寄ったら
紙切りの楽一さんらしき人を見かけた。
鈴本　今日休演のはずなのに•••
なぜ？

では、演目と演者
猫と金魚　吉緑
太神楽曲芸　勝丸
老人前座爺太郎　白鳥
新聞記事　一之輔
漫才　米粒写経
道具屋　三三
えーっと　ここは　喬太郎
蛸坊主　新治
お仲入り
紙切り　二楽
青菜　権太楼
音曲　小菊
たちきり　さん喬

メンバー見てお分かりの通り
この芝居、トリもさることながら
他のメンバーも充実度が凄い！
私、もし8時以降は、台風の影響が凄い
ということでしたら、仲入りで帰るのも
有りだな　と思ってました。

あの天候ですから、全席完売のはずが
当然2割くらいは空席。
私、来るのを躊躇したんだろう
と思いましたが、トリのさん喬師によると
「遠方からいらっしゃる予定の方もいらした」
とのこと。
そうか、年一の、この芝居の為に、上京する方も
いらっしゃるんでしょうね。

非常に充実した芝居でしたが、1つだけ苦言。
トップバッターの吉緑さん。
来春真打昇進が決定しているそうですが
マクラで、前座時代の話を
師匠と師匠のお客さんと3人で寿司屋に行った時の話。
これはいいのですが、師匠の名前を言わない。
喬太郎師匠でさえ、師匠の話をする時は
「手前どもの師匠は、さん喬と申しますが」
って言うんですよ。
名前から察するに、花緑師匠の弟子でしょうが
名前言わないと、スッキリ感が出ない。
もし、名前言っても、分からないお客さんがいる
と判断したのなら
「小さんの孫の•••」
とつければいい。
気遣いというテーマのマクラでしたが
客に？マークを抱かせるマクラ
気遣い失格です。