「ザ•モーティブ＆ザ•キュー」

シネリーブル池袋で上映された
「ザ•モーティブ＆ザ•キュー」です。
いわゆるバックステージもの。

1946年に、ブロードウェイで上演された
リチャード•バートン主演の
「ハムレット」についての物語です。

エリザベス•テーラーと結婚したばかりの
リチャード•バートン。
人気の絶頂期。
数ある映画の話を断って
「ハムレット」に挑むことになった。
演出家に選ばれたのは
イギリスの名優 ジョン•ギールグッド。
が、イギリスの伝統的手法を重んじる
ギールグッドと斬新なハムレットを形成したい
バートンでは、水と油。
稽古は、遅々として進まない。

ある日、ついにイラついたバートンが
稽古を壊してしまう。
呆れる共演者たち。
1人の女優が、バートンに平手打ちを喰らわす。
リズが、ギールグッドと話し合い、ようやく稽古は再開される。

初日前
「私の仕事は終わった」とイギリスに帰るギールグッド。
2人は、熱くハグをする。

約3時間の作品ですが、
緊張感ありました。
ギールグッドは、この時、すでに落ち目。
また、同棲愛者だったことも、当時としては
受け入れられ難かったのでしょう。
そんな哀感を、マーク•ゲイティスという役者さんが
見事に表現してくれました。
「ローレンス•オリヴィエ賞」受賞も、さもありなん
という感じです。

「相棒シーズン1」

暑かったり、集中豪雨が来たり
家の中にいる方が安全な日が続きます。
すっかりでかけることが少なくなったこの頃
Hulu とかTELASAなど民放の配信システムに入っているので
今まで見ることの出来なかったドラマなど見ています。

「相棒」
この5〜6年見るようになったのですが
その前は、ほとんど見ていない。
で、シーズン1 その前のプレシーズンから
見ました。
当たり前ですが、登場人物若い。
亀山と伊丹の舌戦なども、
若い分、生々しくて笑えます。
伊丹の恋が描かれる回も新鮮。
私が見出した頃は、陣川の専売特許ですから^_^

そして、長年の謎が解けたのが
右京と小野田官房長の因縁。
官房長の登場回見ると、2人が因縁浅からぬ仲というのは
分かるのですが、肝心の内容が•••

それが、ようやく分かりました。
大使館での人質事件。
若き日　まだ沈着冷静だけではなかった右京の憤り
迫力がありました。