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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

藤原竜也×柄本明 「てにあまる」

2021-01-12 09:31:39 | 日記
池袋の東京芸術劇場 プレイハウスで上演された「てにあまる」です。
父•息子•息子の妻•息子の部下
さらに、人間に快適を提案するアプリの声。
これらの関係が入り混じった戯曲。
よく言えば、濃密な100分のノンストップ作品。
悪く言えば、初見では分かりにくい作品でした。

父•隆彦を柄本明
息子•勇気を藤原竜也
妻•緑を佐久間由依
部下•三島を高杉真宙
が演じています。
松井周作 柄本明演出。

正月特番の「さんまのまんま」に出演した
藤原竜也が、
さんまの「いま、どんな芝居やってんの?」という質問に
「分かりにくい芝居」
と答えていましたが、確かにその通り(笑)

冒頭 息子が長年別れて暮らしていた父親を迎えに来ます。
なぜ、父子が別れて暮らしていたのか。
そして、なぜ迎えに来たのか。
徐々に明らかになっていく訳ですが
その理由が、またシンドイ。

そこへもってきて、息子夫婦の関係 さらに息子夫婦と部下の関係
鬱陶しい話が続きます。
初めて、松井周という方の戯曲拝見したのですが
残念ながら、ちょっと私には向かない作品でした。

役者さんは、柄本 藤原はさすが。
そこに絡むことの多い佐久間は、ちとシンドイ。
でも、ボーイッシュな髪型の美形という私のタイプなので
良しとしましょう^_^
有能な部下役の高杉は、なかなかのものでした。