goo blog サービス終了のお知らせ 

プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三國連太郎&西村晃「脅迫」

2020-09-12 10:51:16 | 日記
旧い映画のお話です。
三國連太郎 西村晃 室田日出男 春川ますみ 穂積ぺぺらが
出演する「脅迫」
「脅迫」と書いて「おどし」と読みます。
1966年の東映作品。
監督は深作欣二。
池袋•文芸座での「サスペンスこそ映画の真髄」のなかでの上映です。

広告代理店の営業部長の三沢(三國) 妻(春川)と息子(保積)との
幸せな生活。
そこへ、殺人犯で脱獄してきた川西(西村)と弟分のサブ(室田)が
誘拐した赤ん坊と共に闖入してくる。
身代金強奪のため、三沢を使う川西。
家族を人質に取られた三沢は•••
というお話。

84分の映画。
良い役者が揃っているだけに見応えがありました。
ほかにも、三沢が、身代金の受け取り用に利用しようとする
レインコートの男に内田良平。
三沢家に脱獄犯が近くにいる危険があると知らせにくる警察官役に小沢昭一。
赤ん坊を誘拐された家の祖父に三津田健。
母娘役に中原早苗。
この方は、深作夫人でもあります。
三沢家の息子役の保積ぺぺは、当時、人気のあった子役です。

映画は、新宿の雑踏の中、三沢が思い惑うシーン。
ラスト、川西が絶命するシーンなどが印象深い。
なかなか面白い映画でした。