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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

シス•カンパニー「わたしの耳」

2020-09-18 10:15:06 | 日記
新国立小劇場で、今日千秋楽を迎える「わたしの耳」です。
1962年に初めて上演されたピーター•シェーファーの戯曲。
男2人 女1人の3人芝居。
50年以上前に初演されたお芝居とは、到底思えないほど、古臭さはありません。
名作は色褪せないということを改めて感じさせてくれた作品でした。

舞台は、ロンドンから少し離れたアパート。
内気なクラシック好きの青年•ボブ(ウエンツ瑛士)の部屋
これから、ドリーン(趣里)が訪ねてくる。
彼女は、この間のクラシックコンサートで、ボブの隣に座り
彼が一目惚れした女性。
内気なボブは、会社の先輩で社交性のあるテッド(岩崎う大 かもめんたる)に助っ人を頼んだ。
3人で過ごす一夜は•••
というお話。

リーフレットによると、テッドが25歳ということですから
ボブは22、23 ドリーンは20ぐらいでしょうか。
およそ世馴れていないボブと それに呆れ気味のドリーンのやり取りは
面白い。
そこへテッドがちょっかいを出して•••

さすがピーター•シェーファーの戯曲。
無駄なく面白かった。
ただ一つ難点をあげれば、テッド演じた岩崎う大の演技。
やたら、身振り手振りが激しくて、気になる気になる。
ここは、演出のマギーになんとかして頂きたかった。