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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

雨の日には•••「羅生門」

2020-04-19 10:13:02 | 日記
昨日は、雨の一日。
私、引きこもっておりました。
特に やることもない。
「あ、そうだ! こんな雨の日には•••」
と、先日NHKの衛星放送で流されていた映画を。

「羅生門」

言わずとしれた黒澤明監督の名作。
1950年の作品。
脚本も黒澤明と橋本忍の共作。
あの雨の情景を撮影したのが、宮川一夫。
音楽は早坂文雄。

出演は、
多襄丸が三船敏郎
殺された武士が森雅之
その妻が京マチ子
事件を目撃した杣売りが志村喬
旅法師が千秋実
彼らの話を聞く下人が上田吉二郎
他に巫女が本間文子 
多襄丸を検非違使のもとに連れて行く男が加東大介
いずれ劣らぬ名優揃い。

何度となく観た作品ですが
88分の放送時間 全く目を離せないまま、映画は進んでいきます。
多襄丸と武士夫妻。
3人の間で、何が起こったのか。
皆の証言が食い違う。

雨が上がった時、真実が提示される。
平安の世、疫病が流行り、暗い時代に赤ん坊の泣き声。
未来を感じさせながら、エンドマーク。

お見事!