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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「三月大歌舞伎 白鸚&幸四郎 沼津」

2020-04-26 09:32:20 | 日記
歌舞伎の話が続きます。
今回は、白鸚&幸四郎父子が舞台でも父子役を演じる「伊賀越道中双六 沼津」です。
橋本治さんの著書「もう少し浄瑠璃を読もう」の中で取り上げられていて
観たくなった作品。

呉服屋十兵衛 幸四郎
雲助平作 白鸚
平作娘お米 孝太郎
です。

東海道を旅する十兵衛。
沼津のはずれで雲助平作に出会います。
荷物を持たせてくれと、頼む平作。
が、持たせてみると、危なっかしく、おまけに怪我までしてしまう、
仕方なく、平作の家まで送っていく事に。
と、そこには 娘のお米が。
あまりの美しさに、心奪われる十兵衛。
そして•••

雲助平作 白鸚丈のイメージとは、程遠い役柄かと思いましたが
ラスト 十兵衛が2歳の時に養子に出した実の息子と分かるシーン
思わず涙しました。
前半のコミカルな部分 こちらは、さすが三谷作品を経験している
幸四郎丈 笑わせていただきました。

劇場で観る事は叶いませんでしたが
ネットで観られるように、配信してくださった松竹さんに感謝です。