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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

芸人の浮き沈み 「羽織の大将」

2018-12-05 10:56:49 | 日記
ラピュタ阿佐ヶ谷の20周年記念特集で上映された「羽織の大将」です。
主演は フランキー堺 他に団令子 加東大介 桂小金治 藤木悠らが出演。
桂文楽 柳家金語楼 三遊亭歌奴(当時)らの落語家たちも出演しています。

主人公の十文字忠夫(フランキー)は、大学は卒業したものの就職部長の教授に睨まれ、就職が出来ない。ならば、なりたかった落語家になろうと恩師(安藤鶴夫)に紹介状を書いてもらい 桂文楽師匠の弟子•五楽師匠(加東)に弟子入り。兄弟子の小丸(小金治)と、前座修業に励むことに。
楽しみといえば、寄席の近所のラーメン屋でビール飲むことくらい。この店の看板娘•春江(団)は、大学出で、どことなく 他の落語家とは違う小文に、好意を持っている。
師匠のスポンサー(金語楼)に、ナイトクラブへ連れて行ってもらった小文。ステージでちょっとした小噺を披露すると、これがバカ受け。偶々店に居合わせたテレビのプロデューサーから仕事をもらう。

売れに売れる小文。
「カラスの鳴かぬ日はあっても、小文をテレビで見ない日はない」
というやつ。
が、好事魔多し。大学時代の友人(藤木)の選挙応援に行ったところ、彼が選挙違反。マスコミは、手のひら返し。奈落の底に落ちた小文。そして•••

芸人の浮き沈みを描いた 私の好きな映画です。
フランキー堺 落語を演じる場面があるのですが、達者なものです。