昨夜の美観部忘年会…60~70~80のじじい達が青年のように熱く語り合った。
もちろん議題は自治会についてだ。
それぞれの人がいて、それぞれ違う道を歩いてきた。
ここで生まれ育った人は一人も居ない。
だから幼馴染もいない。
お互いを理解しあう所から総てが始まる。
飲んで騒いで終わりと言う忘年会ではない。
最後にはけんか腰になって語り合った。
若くは無いので、熱くなっても最後は自治会を楽しいものにしてゆこうと落ち着くが、真剣だ。
最後に熱くなったじじい達の忘年会だったが。
飲んで食って語ってカラオケ。
その夜も渋谷さんにアカペラを要求されるだろうと「ワッハッハ」の歌詞を持って出掛けていた。
みんなが、しこたまカラオケを唄った後、来たー!。
昨夜は事のほかろれつが回らず、話すのもわずらわしいほどだったけど、酒の席だから言いかと開き直って、でも歌手としてのプライドがあるので腹をしぼって、肛門をしっかり締めて深呼吸をして唄いだした。
アカペラで唄いだすと話し声は止んで、みんな真剣に聞いてくれていた。
ワッハッハ
* 僕は何時も笑っています
あなたのそばにいて
僕は何時も笑っています
どんな時でも
ヘラヘラするな馬鹿にするなと
なぐられて血を流し
泥にまみれて はいつくばっても
それでも笑っています
誰かを憎んで傷つけるよりも
傷つけられるほうがいい
きれいごとだと 青臭い奴だと
笑われ続けても
** 泣きたくなるほど悔しくて
せつなくて悲しくてはかない時も
僕は何時も笑っています
あなたのそばにいて
僕は何時も笑っています
どんな時でも
ワッハッハー……
* (繰り返し)
意気地が無くて臆病者で
いつも迷ってばかり
今の僕に出来る事を
探し続けて
愚図でのろまで弱虫だけど
精一杯生きてます
愚図でのろまで弱虫だけど
力一杯生きてます
**(繰り返し)
愚図でのろまで弱虫だけど
懸命に生きてます
愚図でのろまで弱虫だけど
頑張って生きてます
**(繰り返し)
唄い終わると、みんな歌詞に共感してくれて、まるで俺のことを唄ってくれているようだといってくれる人がいたり、歌詞がよかったからと言って歌詞カードの詩を携帯電話の写真に残す人も居た。
あれだけろれつが回らなかったのに、やっぱり僕は「唄い屋」だ。
その後本音の語り合いになった。
それぞれの思いが考えが価値観が違うということを分かりあえない限り、みんなが同じ方向に向かえない。
それぞれ違うことだらけだが、自治会を互いの関係をよこしたいという思いは同じ。
それぞれ違う人生の色が絡み合って、反発するんじゃなくて重なり合いグラデーションを起こし、互いの主張はまげず溶け合ってゆく。
早朝の公園のグランドに出来た、朝陽と長い木陰そして大地のかもし出すグラデーション。
自己主張しながら交わろうとする、その光景は美しい。
もちろん議題は自治会についてだ。
それぞれの人がいて、それぞれ違う道を歩いてきた。
ここで生まれ育った人は一人も居ない。
だから幼馴染もいない。
お互いを理解しあう所から総てが始まる。
飲んで騒いで終わりと言う忘年会ではない。
最後にはけんか腰になって語り合った。
若くは無いので、熱くなっても最後は自治会を楽しいものにしてゆこうと落ち着くが、真剣だ。
最後に熱くなったじじい達の忘年会だったが。
飲んで食って語ってカラオケ。
その夜も渋谷さんにアカペラを要求されるだろうと「ワッハッハ」の歌詞を持って出掛けていた。
みんなが、しこたまカラオケを唄った後、来たー!。
昨夜は事のほかろれつが回らず、話すのもわずらわしいほどだったけど、酒の席だから言いかと開き直って、でも歌手としてのプライドがあるので腹をしぼって、肛門をしっかり締めて深呼吸をして唄いだした。
アカペラで唄いだすと話し声は止んで、みんな真剣に聞いてくれていた。
ワッハッハ
* 僕は何時も笑っています
あなたのそばにいて
僕は何時も笑っています
どんな時でも
ヘラヘラするな馬鹿にするなと
なぐられて血を流し
泥にまみれて はいつくばっても
それでも笑っています
誰かを憎んで傷つけるよりも
傷つけられるほうがいい
きれいごとだと 青臭い奴だと
笑われ続けても
** 泣きたくなるほど悔しくて
せつなくて悲しくてはかない時も
僕は何時も笑っています
あなたのそばにいて
僕は何時も笑っています
どんな時でも
ワッハッハー……
* (繰り返し)
意気地が無くて臆病者で
いつも迷ってばかり
今の僕に出来る事を
探し続けて
愚図でのろまで弱虫だけど
精一杯生きてます
愚図でのろまで弱虫だけど
力一杯生きてます
**(繰り返し)
愚図でのろまで弱虫だけど
懸命に生きてます
愚図でのろまで弱虫だけど
頑張って生きてます
**(繰り返し)
唄い終わると、みんな歌詞に共感してくれて、まるで俺のことを唄ってくれているようだといってくれる人がいたり、歌詞がよかったからと言って歌詞カードの詩を携帯電話の写真に残す人も居た。
あれだけろれつが回らなかったのに、やっぱり僕は「唄い屋」だ。
その後本音の語り合いになった。
それぞれの思いが考えが価値観が違うということを分かりあえない限り、みんなが同じ方向に向かえない。
それぞれ違うことだらけだが、自治会を互いの関係をよこしたいという思いは同じ。
それぞれ違う人生の色が絡み合って、反発するんじゃなくて重なり合いグラデーションを起こし、互いの主張はまげず溶け合ってゆく。
早朝の公園のグランドに出来た、朝陽と長い木陰そして大地のかもし出すグラデーション。
自己主張しながら交わろうとする、その光景は美しい。