何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

歩くんだ歩くんだ、どこまでも

2015年12月05日 20時50分14秒 | Weblog
国分寺で転んで打ちつけて腫れ上がった親指の痛みはまだひかない。
膝の痛みもまだ治らない。

国分寺で転ぶまで、たまっていた疲れがとれなかったのと病気の進行でふらつきがひどくなっていたので歩く距離が減っていた。
気持ちが少し後ろ向きになりかけていた。
たのまれた事は断らないと決めていたおかげで、昨日は、久しぶりに娘のマンションまで歩けた。
そして一昨日、昨日とバスに追い越されるというアクシデントのおかげで、ふらつきながらも長い距離を歩けた。

長い距離を歩いたからって調子が良くなる事は無い。
でも、歩かないでいると、気力も体力も急激に落ちてゆくに違いない。
歩けなくなる事も怖いが、もう何処からもライブ依頼は無いかも知れないが、頼まれたら何時でもライブ出来る体力を維持していたい。
その思いがよみがえったので…。

今日は、何時もバスで買い物に行っている花小金井駅まで歩いた。
ふらふら、そして休み休み1時間以上掛けて頑張った。
ハの字歩行の歩幅は広がって、いよいよアヒルのような歩き方になって来たけど、まだまだいける。

二度と無いかも知れないけど、もしかライブ依頼があった時に引き受けられるように、立てなくなるまで歩き続けます。