何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

今、過去は過去、今の僕を見て欲しい

2015年10月23日 08時20分52秒 | Weblog
色付く秋、と言うよりも枯れ葉舞い散る秋。
今朝は肌寒く感じるなか、散歩に出た。
左足の膝に痛みを感じたので神社まで行かず引き返した。
京都から大津駅まで歩いた二度の下り坂で受けた膝の衝撃の後遺症が今頃出てきたのか。
気持は若く持っていても、60を過ぎた肉体は蓄積した疲労はなかなか回復してくれない。
道を歩くのが恐ろしく感じ、自転車道を回って帰ってきた。

この季節、美観部の仕事は続く。
おやじ会議で今日も作業を頼まれた。
左足が痛いだけじゃなく、身体全体も重い。
一瞬断ろうと思ったが、呑み込んだ。
作業開始まで一時間、断るのはその時でもいい。
部屋に戻っても気だるさは残ったまま。
気分も悪くなってきた。
直前まで布団で横になった。

断れば何の問題もないのに、なんで悩んでいるんだろう。
今の僕には、目の前の出来事が、大きくても小さくても重要な問題だ。
しんどい、
でも作業には出たい。
なら、やるしかない。
立ち上がると、気持ちが悪い、でも吐く程でも無い。
ほうきを持って遊歩道へ。
気を許すと倒れそうなぐらいバランスがとれない。
だが不思議に気持ち悪さが消え、作業する気力がわいてきた。
ヤッパリ、高橋忠史は本番に強い。
今出来る事を全力で精一杯頑張る。
高橋忠史は今をいきています。

過去を懐かしんだって何も起こせない。
過去あった事なんてどうでもいい、大切なのは、今何がしたいのか何が出来るのか、思ったら行動を起こす。

元気復活、難病の忠史でした。

写真は、おやじ会議のすぐそばで、春夏秋と咲き続けている、可憐な花です。
僕も咲き続けたい。