Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

なによりの笑顔

2008年01月18日 | Weblog
昨日、震災のとき、父が、「七輪」をもっていった話を
書いたが、その後、アイロンをかけながら、
「あの時代だと、七輪を探すほうが、大変だよね・・。」と思った。
それで、「カセットコンロだったかもしれない・・。」と思った。
大阪だったら、カセットコンロを買うのは、たやすいことだったと思う。
しかし、結構、かさばるから宝塚まで運ぶのは、大変だったと思った。
父とて、十分、老人だった。

そんなことを思いだしていて、はっとした。
宝塚のお得意様は、きっと、父の笑顔がうれしかったのだ、
ということに気がついたからだ。
お金持ちだし、震災からしらばくすれば、
なんとかしていらっしゃったと思う。
でも、きっと不安で仕方なかったに違いない。
父の笑顔は、頼もしくて安心させてくれる笑顔だった。

そのことに気がついたとたん、目から、熱いものが流れて仕方なかった・・。


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