改造公認車検 「コッシーの公認車検日記」

改造車公認登録業 、コッシーの公認車検日記。日常の業務の中でのエピソード、感じた事などを書いて行きたいと思ってます!

公認車検 強度試験 強度検討書

2021-05-09 17:06:18 | 公認車検
公認車検屋の日常日記
クラッシュテスト(破壊試験)。
もちろん当社は公認改造登録を主とした業務をしていますので、公認車検に関わる改造部品の強度試験になります。
各種足回り部品、シートやシートレール、インパネ、などなど多岐にわたります。
テストの仕方も、減速度センサーを用いた衝撃吸収、耐久性、破壊破断する最大荷重を出すなど、パーツやメーカーさんの求めるレベルにより異なります。
公認車検をとるだけのレベルから、こだわりのメーカーさんだとそれ以上のものを求める会社まで様々です。
しかし一般的に流通している製品がすべて良いものとは限りません。
出所不明の輸入品を試験するときは想像してなかった壊れ方や溶接不良での破断などいつもドキドキです。
ユーザーさんも見た目に騙されずモノを見る目も大切です。
やはり自動車の改造パーツは命を載せる部品です。きちんと製品評価しているメーカーさんのアイテムを選ぶべきです。
例えば、ある商社が大量に子供用のキックボードを輸入したとします、輸入元が販売にあたり安全性・耐久性を試験にて検証したら安全性が確保できていなかったことが判明、販売を中止。
こんな場合はその商品はどうなりますかね。廃棄処分しませんよね。どこかに流れて、訳アリなどという名目で販売されたりすることもあるでしょう。
そう、安いものには理由があります。いろんな試験に立ち会っていると、そんな不合格になったアイテムが気になったりします。
画像のサスペンションアームは国内産有名メーカーさんの破壊試験後のものです。
きちんと安全率を満たしたうえで、限界値を出しています。
弊社で取引しているメーカーさんアイテムは試験をかさね改良を重ね商品化されてます。
公認改造登録稼業は車検場での仕事だけでなく日常こんな仕事をしています。

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