★旧車(主に昭和の車の)のリアディスクブレーキ公認車検(ドラム式からディスク式)再開のお知らせ。
車両総重量1.1倍以下ルールに伴う旧車の取り扱いの説明です。
平成29年10月1日からのルールに伴いビックロータービックキャリパーの通検時の取り扱いが厳格化されたことにより、リアディスク化公認車検受付を一時見合わせていましたが条件付きで再開します。
今月からは、リアディスク化に伴いブレーキ一式で検討します。
仮にフロントが4ポッド式など流用や社外品の場合、いくらリアディスクの公認車検書類があっても、フロントが何もないと車検が通検できないし、車両総重量の担保がないと結局元の車両総重量を超えられないので、フロントまでまとめて検討します。(S30ZにRB26ターボなどのってると150kgくらい重くなり簡単に1.1倍とか超えてしまいますからね)
★画像の見本は,10月前に出しといた分ですがやっと出来上がった来ました。日産の旧車(ハコスカ)ですが、リアはディスク化、フロントは定番のMK63型4ポット式に変更。これをまとめて1510kgまで対応するようにしました。元が1355kgですから、1.1倍以上(1.114倍になります)ですが、OKです。
このように、フロント・リア一式で車両総重量1.1倍以上も可能です。
条件的には全部のブレーキスペックいただくのと、仕様によっては部品を確認させていただく場合があります。
重量は必ず多めにとれるとは限りません。
エンドレスさんのような社外品から流用ブレンボなどでも、対応可能です。
ただしフロントブレーキ一式でやりますので、公認後フロントを2次改造して仕様変更すると、また継続車検で引っかかる場合があります。
なるべくフロント仕様を確定してからのほうが良いと思います。ただ、フロントの難易度により価格は今のところ一定になりませんので、当面は一台ずつ要見積りになります。
★ハコスカ・Z・AE86・PS13などなど平成8年までの旧車系はブレーキ公認はひとまず安心してください。対応できるようになりました。
★余談ですがS30ZにRB26ターボなどのってると150kgくらい重くなり簡単に1.1倍とか超えてしまう車が多いですが、この場合はブレーキノーマルでも総重量的にNGなのでブレーキの検討が必要になりますので注意が必要です。
今回のハコスカも1.114倍がいっぱいでした
エンジン等の公認は問題なくも重量でNGということがあるかもしれませんね!
(今回のハコスカはもう少し各部品を試験すればもう少しいけましたけどね、リアブレーキが持ちませんでした)
★もう一つ余談ですが、今回ブレーキ変更が難しくなったイメージがありますが、いろいろ数か月にわたり事前に交渉していたが、実は根幹の部分ではかなり今までより甘くなったと実感しています。カスタマイズ・チューニングカーのユーザーさんにはいずれ機会があれば説明します(ただし根幹の部分なので難しいよ