車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

那谷寺(なたでら)~其の一 in 石川県小松市

2017年09月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

石川県小松市那谷町に門を構える、高野山真言宗別格本山「自生山:那谷寺(なたでら)」『千手観世音菩薩』を本尊とします。御朱印の「大悲」は観世音菩薩の大慈悲心、「殿」は観世音菩薩を祀る御堂をさします。

寺伝に「養老元年(717)泰澄法師が、越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる。その後寛和二年(986)花山法皇が行幸の折り岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、求むる観音霊場三十三カ所はすべてこの山に凝縮されるとし、西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自主山厳屋寺」から「那谷寺」へと改名。 南北朝時代に戦乱に巻き込まれ荒廃したが、近世に入って加賀藩藩主前田利常の命により、大工棟梁『山上善右衛門』によって再建。」

参拝者を迎えてくれるのは、「自生山」の額が掲げられた山門

山門の片隅両側には、極彩色に彩られた青と青緑の二対の獅子彫刻。

山門の内より仏域を守護されるのは、昭和51年『松久宗琳師』作造の阿吽の仁王像。一般的に目にする仁王像とは異なって柔和な表情に見えるのは、そういった作風なのでしょうか。

 

参道入り口付近に「釈迦三尊像」の碑。

作者不明の歌碑。

奉納絵馬は「般若心経」。母と、何故か下の兄がよく唱えているので、私も半分くらいは唱えられます(*^^*)

深い緑に包まれた参道は柔らかな苔にくるまれて、歩む足裏を優しく押し返して、一歩先へと後押しを。

木々の深さによって色を変える緑は、自然と人の手の両方が作り出した御仏への道。大きく息を吸い込み、一歩ずつ歩を進めていけば俗世の諸々も薄れてゆくような気がします。

広大な境内、この先には国名勝指定「奇岩遊仙境」など、まだまだ見所が一杯。という事で恒例の続きはまた明日のブログで(*´꒳`*ノノ゙。       

参拝日:2015年10月22日

 


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