YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

フォークオイル交換 その7

2022年06月20日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
63,018.9km

引き続き、自作工具作成のため穴あけ。


10mmまで穴を拡大した。


組み立てるとこうなって、

このようにセットして使ってみる。

何となく予測していたというか、理屈で考えればわかることなのだが、これだと真ん中のボルトを締めていき、スプリングシートを押し込んでいくと同時に、インナーチューブがボトムケースに沈み、それとバランスするようにワークベンチそのものが浮き上がり、スプリングシートはわずかしか押し込まれない(笑)


とりあえずワークベンチに自分が乗っかって体重をかけ、自作工具の真ん中のボルトを締めていくと、わずかながらスプリングシートを押し込んだ状態を維持できたため、すかさず先を曲げてフック状にしたマイナスの精密ドライバーでCリング(ストッパリング)を引っ掛け、ようやく外すことに成功した。

フォークスプリングを抜き取り、フロントフォークを逆さまにしてストロークさせながらオイルを抜く。


わずかに残っているフォークオイルをできるだけ完全に抜くため、逆さま状態を維持。

夜遅くなったので、本日はここまで。

フォークオイル交換 その5 & エキパイ一部補修塗装

2022年06月17日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
63,018.9km


ホームセンターで自作工具?の材料調達。総額660円。
これらと、

元々あったこれを使う。

鉄の板に、8mm径の穴1箇所、10mm径の穴2箇所を開ける必要がある。


途中で電動ドリルのバッテリーが切れた。テーパーリーマーを使って手作業で仕上げ、8mm径の方は何とか完了。

バッテリーを充電している間、何をしようかなと思って眺めていると、


前回いい加減に補修塗装したため、あっという間に剥がれてきたエキパイ上部が目についた。

おもむろに作業開始。


3Mのスポンジサンダーで、ボロくなった塗装部分を雑に落とし、

シリコンオフスプレーで大雑把に拭き取り、


雑にマスキング(笑)


手元にある耐熱スプレー。


やっぱりあいかわらず雑すぎた。チヂミ塗装みたいになってしまった。これはまた、あっという間に剥がれてきそうだ。

まあ、次シリンダーヘッドを外す際にエキパイを外すから、その時にもっとちゃんとやろう。それまでの応急的塗装ということで。

まだ電動ドリルのバッテリーは充電完了にならない。

ということで、本日の作業はここまで。

フォークオイル交換 その4

2022年06月16日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
63,018.9km


三方締めクランプが到着。

安かったので、

ピックツールと、

滑り止め用にゴムシートも購入。

早速、三方締めクランプを試してみた。

結果は…



撃沈。



横からの締付け保持力が弱く(というかそもそも接触面積が少なすぎる)、クランプそのものが上にずり上がり、結果的にスプリングシートを押さえることができなかった。

ゴムシートを使ってみたり、パーツクリーナーで油分を完全に除去したり、滑止めのために色々とやってみたが効果なし。

リクツはわかったから、自作工具的なものを考えようと思う。