YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

スイングアームピボットブッシュ交換2

2022年06月04日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
む63,012.5km

昨日の続き。

ブッシュの取り付け部をクリーンアップ。

真鍮のブッシュがそう簡単に叩き込めると思ってなかったが、それにしても、かなり力一杯ハンマーで叩くも、ほんの少しずつしか入っていかない上、入っていくにつれて抵抗が増えるためか、さらに少しずつしか入っていかない。

このままハンマーでぶっ叩き続けてもパーツそのものを傷めてしまいそうだし、握力もなくなってきたので、別の方法を考える。

ホイールベアリング交換時、圧入のために使った自作工具(と言えるほどのものではないが)を使ってみた。

締め付けに相当力が必要だったが、何とかうまくいった。
当分取り外すことはないものの、もし取り外す必要が出てきたら、とんでもなく苦労することになりそう。

ついでに、スイングアームを外さないと手が届きにくい部分を軽く補修。


マフラーの左右ジョイントパイプの右根本あたりをシリコンオフスプレーで脱脂後、耐熱塗料をスプレー。やらないよりはやっておいた方がマシという程度の雑な作業。

フレームの一番下。以前バッテリー液がかかって塗装が剥がれていた部分。こちらは、錆び取り剤を塗布ご拭き取り、シリコンオフスプレーしてからアンダーコートで雑にスプレー。サビの発生が多少遅らせられる程度か。

あと、メインスタンドのピボット部にAZの極圧グリーススプレーにて給脂。


リアブレーキドラムを軽く清掃後、リアブレーキシューの厚みをチェック。3.5ミリほど。


そして今回、先日分解メンテした純正のリアショックに戻した。

ここまで組んで、チェーンガードを組み付け忘れていたことに気づく。
ホイールピボットシャフトまでまた外すのはあまりに面倒で、左ショックの下部ピボットのみ外し、半ば強引にチェーンガードを取り付けたが、塗装があちこちガチャガチャになった。

テストラン。純正ショックは体重をかけた時点である程度沈み込むからか、車高が下がった。
中華製激安ショック装着時と比べて、コーナリングの安定感というか安心感かすごく増している。6万キロ以上使った純正ショックながら、きっちり機能している。これは素晴らしい。