YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

左右プラグ焼けの差

2022年01月02日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
グリーンプラグに交換し約20kmテストラン後、プラグの焼けをチェック。


たった20km走っただけなのに、相変わらずプラグの焼けが左右でこれだけ違う。

原因は何なのだろうと色々考えつつ、そういえば長いことエアフィルターをチェックしていないなと思い、見てみたら…

エレメントが劣化しまくっていた。新品に替えてからそれほど距離は走っていないが、経年劣化が激しい。



エアフィルターボックス内にも剥がれたエレメントの粉がいっぱい落ちている。

これは、キャブやら、ヘタするとシリンダーまで粉が吸い込まれているかもしれない。
プラグの焼けがどうこうとかいう以前の問題。なさけない。



いてもたってもいられず、キャブを外し、とにかく左キャブをある程度まで分解、全ての通路にキャブクリーナーを吹き、エアーで詰まりがないか確認。


フロートレベルを確認。規定値は26mm±1mmのところ、左右とも28mmはあった。ちょうど26mmあたりに調整。
フロートバルブシートは、段付きとまではいかないものの、少しスジが入っているように見える。再生後まだそれほど使ってないのだが。


エアパイロットジェットを外してみたところ、ワッシャが入っていなかった。それほど影響はないとは思うが、去年キャブ屋に出して高い金をかけて再生してもらったのに、割といい加減な仕事してるのだろうかとやや不安になる。


エアフィルターボックス内にパーツクリーナーを大量に吹き入れ、ウエス等でブリーザーからのオイルとエレメントの粉を徹底的に拭き取った。


右サイドカバーの下側取付ゴムブッシュが切れかけていた。ストックはあるので、交換する。

劣化したエアフィルターエレメント材を取り去り、汎用のフィルター材を貼り付けて再使用しようとやりかけた。


が、純正部品が出るうちは、なるべくそれを使おうと思い直し、クソ高い純正エアフィルターエレメントを発注。