68,683.9km
まずは20km走り、エンジンを念入りに暖める。
油温は80℃位。
アイドリング回転数は1,500回転程になっていた。この後アイドルアジャストスクリューで1,200回転まで下げた。アイドリングはなにげにかなり安定している。
エンジンが暖かいうちに、タイミングライトを使用して点火タイミングをチェック。ピッタリ合っている。調整の必要はなかった。左シリンダーの燻りには影響ないと思われる。
圧縮圧力の測定。左右とも9kg/㎠弱。標準値より低いが、左右とも同じ位なので、これまた左シリンダーの燻りとは関係なさそう。
プラグ確認。やはり左が濃い。
左プラグは、かなり柔らかいカーボンが着いている。ペーパーウエスで擦ると取れる。
左キャブのパイロットジェットを17.5番に戻すことにする。
フロートチャンバーのガソリンを抜いて量を確認。左右とも40cc。フロートレベルは問題ないようだ。
キャブを外すと、左キャブのこのあたりにだけ少量のガソリンが付着していた。
取り外した15番のパイロットジェットと、取り付け直す17.5番。
15番はキタコのもの。横穴があるのが何か影響するのかもしれない。
右のメインジェットを念のためキャブテックで洗浄。
左キャブのジェットニードルクリップ段数を上げようか迷う。いっぺんに2箇所(パイロットジェットとジェットニードル)を触ると、どちらの影響か分かりづらいかもしれないと思ったからだ。
右のメインジェットを念のためキャブテックで洗浄。
左キャブのジェットニードルクリップ段数を上げようか迷う。いっぺんに2箇所(パイロットジェットとジェットニードル)を触ると、どちらの影響か分かりづらいかもしれないと思ったからだ。
でも何回もキャブを取り外し・取り付けするのは面倒なので、一段上げることにした。
キャブを組み立て・組み付け、エンジン始動しようとしたところ、右プラグコードがプラグキャップから抜けていた。
プラグコードの先を5mm位切って再接続。
エンジン始動したら、プラグキャップのブーツ?付近から、シリンダーフィンにスパークがリークしている。
換えて間もないプラグキャップがもうダメになったのか、プラグコードが短くなりすぎてフィンに近すぎるからなのか?
コードの取り回しをちょっと変えてみて、とりあえずリークはおさまっている。
プラグコードは元々交換予定で、買っているものがある。近々交換しよう。
あらためてエンジン始動確認。症状はほとんど変わっていない様子。
アイドリングは比較的安定。しかし、以前からと同様、左キャブのパイロットスクリューをいっぱいまで締め込んでもエンストしない。まあパイロットジェットを元の番手に戻しただけだから当然か。
ジェットだけでなく、パイロット系の流路をもっと念入りに確認すべきだったかな?
それにしても、左シリンダーの燻りの原因がわからない。キースターの燃調キットを買って、セッティングすべきだろうか?
なんか、泥沼にハマりそうな気がする。
テストランをしていないので、ジェットニードルクリップ段数を変えた効果は未確認。吹かした感じは悪くない。
アイドリング時、マフラーの排気口近くに手のひらを当てると、明らかに左の排気圧の方が低いのが気になる。
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