YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

テストラン、アイドリング回転数調整

2022年02月05日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
約10kmテストラン。

エンジンが暖まったところで、アイドルアジャストスクリューで1,200回転あたりにセットしようとするが、なかなか定まらない。
アイドリング時に失火している様な症状は出なくなったので、そこはやはり汎用コイルが原因だったことは間違いない。


一応プラグもチェックしてみると…やっぱり左は真っ黒。アイドリングが定まらないのはこのせいか。原因はなんだろうか?困った。

圧縮圧力を測ってみる。


右 8kg/㎤位。


左も同じく、8kg/㎤位。

標準の10.5kg/㎤よりはかなり低いが、異常のない右も同じ位ということは、圧縮圧力の低さが原因ではないと推測する。

特に意味はないが、左右のプラグを入れ替え。

そういえば、以前から、左キャブのパイロットスクリューをいっぱいまで締め込んだところがアイドリング回転数が一番高くなっていた。

キャブを清掃したから、ここは正常になっていると思っていたが、試しに左キャブのみパイロットスクリューをいっぱいまで締め込むと、やはりアイドリング回転数が一番高くなる。
そのままアイドルアジャストスクリューで1,200回転に合わせると安定している。

その状態のまま7kmテストラン。パワー感が出ている気がする。

戻ってすぐプラグをチェック。


右は、さっきススだらけの左プラグと入れ替え、7km走っただけなのに、きれいに焼き切れている。


左もかなりいい焼け具合。パイロットスクリューをいっぱいまで締め込んでいるのにこれということは、異常だ。

このままでは心配で、長距離は乗っていられない。

原因はキャブなのだろうが、キャブのどこをどうすればいいか思いつかない。

二十数年ぶりに、とうとうバイク屋さんのお世話になるか?とか考える。

61,074.4km


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