第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

ヴィクトール・フランクルの言葉が刺さる。セルフキャリアドッグの本質に触れている。

2016年10月10日 | 日記
どう考えても、「キャリア」は「生き様、働き様」という訳が最もしっくりくる。

自分なりのキャリアの和訳を考えても、この和訳に勝るものはない。

キャリアコンサルタントは、クライエントの「生き様、働き様」を支援するコンサルタントだ。

フランクルの言う「生きる意味」を、クライエント自身が探るための壁打ち相手の域をでないのが

キャリアコンサルタントだと思う。・・・それが難しい。

クライエント本人よりも「生きる意味」「働く意味」について、強いこだわりを持たなければならない。

セルフキャリアドッグを推進するのであれば、キャリアコンサルタントを名乗るのであれば、

フランクルの言葉を、心に刻んだコンサルテーションを実施しなければならないと思う。

・・・・それが難しい。

**************


ヴィクトール・エミール・フランクル
(Viktor Emil Frankl/1905年3月26日-1997年9月2日)は、オーストリア・ウィーン出身の精神科医、心理学者。『夜と霧』の著者として知られる人物であり、同書はフランクルが第二次世界大戦中にユダヤ人である為にナチスによって強制収容所に送られた経験を元に書かれており、世界17カ国語以上に翻訳され、60年以上に渡って読み継がれています。

主な著書(邦訳書)に「夜と霧」「時代精神の病理学」「死と愛」「識られざる神」「精神医学的人間像」「神経症Ⅰ・Ⅱ」「宿命を超えて、自己を越えて」「それでも人生にイエスと言う」「制約されざる人間」「「生きる意味」を求めて」「意味による癒し ロゴセラピー」「意味への意思」「フランクル回想録―20世紀を生きて」「苦悩する人間」「生きがい喪失の悩み 現代の精神療法」「人間とは何か 実存的精神療法」などがある。

名言

どのような状況になろうとも
人間にはひとつだけ
自由が残されている。
それは
どう行動するかだ。

・・・・・

人間は緊張のない状態など
本当は求めてはいない。
心の底では目標に向かって
苦闘する日々を
望んでいるのだ。

・・・・・

苦難と死は
人生を無駄にしない。
そもそも苦難と死こそが
人生を意味あるものにする。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿