第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

ホランドの本質。

2016年05月19日 | 日記
ホランド博士は、特性因子論学者と言われること否定している。

しかし、そうは見られていない。

ホランドといえば、特性因子論だ。

彼自身の主張を読み取ると、確かにそうで、

カウンセリング現場での経験から類型化を試みた研究で、

発達が前提であることは、残念ながら知られていない。

http://www.koyoerc.or.jp/assets/files/349/03-06.pdf
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企業内キャリアコンサルティング導入 28.5%から37.9%へ

2016年05月19日 | 日記
平成27年度の能力開発調査。

経年でキャリアコンサルティングの導入度合いがわかる。

まだまだ大手中心だが確実に増えつつある。

しかし、下記の概要に記載されているキャリアコンサルティングをキャリアコンサルタントが行う、というのが10.1%である点に危うさを感じる。

キャリアコンサルティングの本当の役割が理解されていない証拠だ。

ーーーーーーーーーーーー

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/104-27b.pdf


正社員に対してキャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事業所 は37.9%(前回28.5%)となり、前回より増加している。産業別に見ると、金融業, 保険業(75.7%)、電気・ガス・熱供給・水道業(73.9%)、複合サービス事業(72.1%) で70%以上となっている。企業規模別に見ると、規模が大きくなるほどキャリア・コ ンサルティングを行うしくみを導入している割合が高くなっている。
正社員以外に対してキャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事 業所は23.7%(前回18.0%)と正社員に比べると低い水準にとどまっている。産業別 に見ると、複合サービス事業(60.4%)、金融業,保険業(56.3%)で50%以上となっ ている。
キャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事業所のうち、キャリ ア・コンサルティングの実施時期は、正社員では「人事評価のタイミングに合わせ て実施する」(51.4%)が最も高くなっているが、正社員以外では、「労働者から求め があった時に実施する」(56.8%)が最も高くなっており、正社員とは異なる傾向が 見られる。
キャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事業所のうち、キャリ ア・コンサルティングを行う目的は、正社員、正社員以外ともに「労働者の仕事に 対する意識を高め、職場の活性化を図るため」「労働者の自己啓発を促すため」が高 くなっている。正社員では「労働者の希望等を踏まえ、人事管理制度を的確に運用 するため」(51.4%)も半数を超えている。
キャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事業所のうち、キャリ ア・コンサルティングを行ううえで問題点がある事業所は、正社員で57.2%(前回 60.4%)、正社員以外で52.1%(前回55.5%)である。問題点の内訳は、「労働者からの 相談件数が少ない」が正社員(39.5%)、正社員以外(46.1%)ともに最も高くなって いる。
キャリア・コンサルティングを行うしくみを導入している事業所のうち、事業所 で相談を受けているのはキャリア・コンサルタントであるかとの問いに「そうであ る」と回答したのは10.1%となっている。
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