発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

怪物くん 実写版 試写会

2011年11月13日 | 映画
◆怪物くん試写会

 怪物くん?白黒アニメでしょ。声は白石冬美(星飛雄馬の明子ねえちゃんの人)。主題歌は、筒美京平の作曲で、当時グループサウンズに楽曲を提供してた。今も歌える私は古い。
 ただ、昔過ぎてどういうお話か忘れた。怪物ランドの王子が、オオカミ男とフランケンシュタインと、ドラキュラをお供に人間界で暮らす話で、王子=怪物くんは、手足が伸びて、顔を変えられる。まるでワンピース界の悪魔の実を二種類(ゴムゴムとマネマネ)食べたような能力の持ち主だってことくらい。
 異界のプリンス、プリンセスが人間界で修行する話は、魔法使いサリーも、そうだよね。でもサリーは良い子。怪物くんは、良い子ではない。

 というわけで、怪物くん試写会。都久志会館。
 いつになく満席になるのが早かった。
 テレビシリーズは見てないけど、大野智の怪物くんは、似合う、と思ってた。確かに似合ってた。

 王位継承を民衆にダメ出しされた怪物くんが、人間界に戻るのだが、なぜかそこは(テレビシリーズの日本ではなく)インド。デカン高原上の謎の国、しかも時代不詳。
 手づかみでたべるとき左手をつかっちゃダメなんだよ、と誰も言わないところが、やっぱり謎の国である。
 物語の核心部分には触れませんが↓
 まあ、インドに行った時点で、どんなお話かは大体想像がつく。安心して見られる映画でございました。

 姉弟(川島海荷と濱田龍臣)が、とても可愛い。上川隆也が多少ヘンな役だが「パコと魔法の絵本」で、緑タイツで踊っていた姿を観た身としては、まったく違和感はない。北村一輝がかっこいい。というか、浅黒メイクにターバンがとてもよく似合うのだわ。

◆2D映画を3D鑑賞する方法?

 この映画は、3D公開もされるらしいが、この試写会は2Dだった。途中で片目に何かゴミが入って、もう片目で鑑賞?したときに、ふと気がついた。(これって、立体的っぽくない?) 片目で鑑賞すると、3Dとまではいかないが、両目で鑑賞する2Dに比べて、2.3Dくらいには立体的に見えるのである。片目だと、頭を動かさない限りは、立体を認識しにくい、つまり平面も認識しにくいわけで。(本当?)と思って、あとで新聞や雑誌の写真を片目で見てみた。うん、両目で見るよりも立体的だ。奥行きが見える。
 眉に唾をつけても構わないから、お試しを。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« THE WINDS OF GODを見に行... | トップ | タンタンの冒険 試写会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事