発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

超・残暑お見舞い申し上げます。画像はクリックで拡大します。

2018年08月14日 | 日記

◆超・残暑お見舞い申し上げます。

 日陰が暑い。風があっても暑い。上昇気流が雨雲つくってひと雨きて去って行っても暑い。夜風も暑い。超・残暑である。ああ、日陰の風はもっと涼しいものじゃない? 不要不急の用件はあとまわしにして、つまり仕事での外出以外は、自宅に引きこもる。三角(みすみ、熊本県のシックでレトロな港町)に行こうとか、鹿児島に行こうとか、仙崎で海鮮食べようとか、そういった気がまったく起こらない。 

◆佐賀の夏

 当然だがお仕事。朝、JR佐賀駅に着いたのだが、まだ8時台というに、やっぱり、まるで涼しくない。風が吹いてるのにその風が、まるでエアコン室外機からの風のようである。佐賀城方向に歩く。明治維新150年ということで、街角にはたくさんの佐賀関係者の銅像が並ぶ。ちょっと指で弾く(コラっ)と、ちゃんと金属製のようである。佐賀七賢人(早稲田大隈重信さんや江藤新平さんはメジャーである。あとレッドクロス佐野常民さんとか、鍋島直正さんとか)をはじめ、東京駅辰野金吾さんとか←サロンパス中富さん(写真左)とかリコー市村清さん(写真右)とかグリコ江崎利一さんとかエンゼル森永太一郎さんとか、ともかく25人ほど新たにつくられた。等身大で路面に展示され、よくあるサックスおじさんの銅像のように、ベンチに座ってる人もいるので、行った人は一緒に記念写真を撮ると楽しいと思う。肥前さが幕末維新博覧会も来年1月まで開催中。今回は時間がなかったので。

◆今日の零式戦闘機

 これは大刀洗平和記念館のおみやげ「ゼロ戦サブレー」。形状可愛い過ぎ。ここは私設博物館だったのが、町営として建て替えられたものである。私設のときに行ったことがある。旧駅の建物にほんものの戦闘機が展示されていた。町営になって、カマボコ格納庫型の建物になっていた、ということ。このお菓子は、地元のお菓子屋さん製造のものだけど、戦闘機がプリントされた包装紙も渋い。それにしても特筆に値するおいしさである。紅茶とともに平和を噛みしめるようにいただく。

◆津川雅彦氏逝去

 進藤兼人版の『墨東綺譚』(正確には墨にサンズイがつく。R15指定なので、おうちでは大人だけで鑑賞してね)で、永井荷風の役してた。墨田ユキ嬢の美しさにも注目。だけど、映画から、もう25年以上経っているんだね。朝丘雪路が亡くなって半年経ってない。仲良かったんだね。あとを追うように亡くなった。

 
コメント (2)
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