発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

バスで冒険

2023年12月30日 | 物見遊山
◆西鉄を制するものが福岡を制する
 といっても、乗客の話。西鉄の乗り換えがうまくいけば、福岡のかなりのところに行けるという意味。
 福岡市内なら、天神(高速バスターミナルはあるが、市内便の発着バス停は町中に散らばっている)、博多(市内便はバスセンターに限らない)のほかに、大橋(南方面)、藤崎(西方面)、百道浜(西方面から天神、博多に早く行ける)の攻略が大事になる。
 西鉄電車のどの駅からどの方面にバスが出ているかも大事で、大橋駅(南区の要と言って差し支えない)や久留米駅(八女など筑後各所、うきは、鳥栖、佐賀)のような大きな駅だけでなく、甘木を経て杷木まで行ける朝倉街道駅や、城島を経て大川に行く路線のある大善寺駅、急行も止まらないが、羽犬塚と大川の大野島を結ぶ八丁牟田駅など、攻略すれば便利極まりない。
 海に面した福岡県の西は、唐津に本社のある昭和バスの管轄になる。九大学研都市や糸島には西鉄バス路線はないが、例外的に博多天神をまわり、都市高速で福重まで来て元岡の九州大まで行く「K」という路線がある。今宿の街なかは西警察署バス停で終わりで、あとは人里離れた大学関連施設に向かうが、それを知っていると、いろいろ便利に使える。
 北九州になると、砂津や小倉駅周辺や黒崎バスセンターのほかに、引野口や、三萩野を理解しておく必要がある。

◆西鉄以外のバスだって走る]
 若松方面や、本城あたりは北九州市営が強い。
 柳川や八女などの筑後地区は堀川バスに乗る。八女福島(八女市の中心地)までは、久留米から西鉄バスがたくさん出ているが、そこから先は堀川バスになる。
 福島にある堀川バス本社のバス路線案内を見ると、一体どこへ連れてってくれるのかワクワクしてくる。福島から黒木を経由して日向神ダム(秘境っぽい地名でしょ)脇を通り矢部村に行く矢部川沿いの路線は「をを、これぞ山と渓谷」という美しい景色が続き、眺めてて飽きない。この路線の終わりから1時間かそこら歩くと、地図上では大分の鯛生金山のバス路線があるようだが、そこはまだ行ってない。
 コミュニティバスは、土日に走らない便,月水金(火木土)だけの便など地域ごと、いろいろだ。100円でかなりの距離乗れる路線もある。瀬高駅から山川(みやま市)に行ったときなど、10キロメートルは行ったが100円だった。
 安いがわかりにくいところが結構ある。グーグルマップや乗換案内に出てこない路線が多いからだ。ほんらい地元の人の足だからよその人にはわからなくてもいいということなのかな。
 でも乗るよ。
 


 
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