きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

巡視船「しきしま」

2009年05月14日 | 三浦半島ぶらり散歩
 5月13日、空模様が心配だったが、まず雨は降らないだろうと思い、妻とY150横浜開港博に出かけてみた。
 平日のいつもの人出よりは多くの人がいて、少しは博覧会らしくなってきた。
 ラ・マシーンの蜘蛛も足を動かしたり煙を噴射したりして動いていたが、人が操縦して自力で歩いていると思っていた妻は、蜘蛛の足が地面に着いていないことと、フォークリフトみたいなのが胴体を持ち上げて移動させているのを見て「がっかり!」していた。「あんなのより、アシモを10体位会場で自由に歩かせておいた方が面白いのにねエ~」などと勝手なことを話しながら赤レンガ倉庫へ移動。
人っ子一人いなかった先週と違ってそれなりの人出だが、本番は夏休み頃かな・・・という感じ。

 第3管区海上保安本部のブースに久しぶりに「しきしま」が停泊していた。
「しきしま」はソマリアの海賊対策に行っていると思っていたが、そういえば行っているのは海上自衛隊の護衛艦で海上保安官は乗船しているだけだっけ。

 「しきしま」という世界最強といえる巡視船があるのに、なんで護衛艦が行く必要あるのかな?。
 なにしろ「しきしま」はプルトニウム運搬船の護衛用(テロリストなどに奪取されないよう護衛する)に建造された大型で重武装の船で、海賊相手ならこの船で必要十分と思うのですがね・・・自決も辞さない訓練された兵士が乗っている北朝鮮の不審船は巡視船に任せて、食うや食わずの漁師などが乗る海賊船への対応になぜ護衛艦が必要なのでしょうか・・・、密輸船、密漁船、不審船、海賊船など小型船舶の取り締まりは海上保安庁・巡視船が得意なはずで、護衛艦はあくまで潜水艦、戦艦、飛行機(ミサイル)などが相手でしょうに・・・やっぱり何が何でも護衛艦を出したい人たちがいるのでしょうね。