きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

頭形兜の製作記録

2014年01月13日 | 趣味・道楽
製作法は前の三十二間筋兜と同じ・・・
つるりとした曲面が多いだけにチョット難しかったが、なんとか観られるようなものができました。




ベースが工事用ヘルメットなのは前と変わらず




しころは塩ビ板、黒色塗装



しころを付ける前の状態




しころの製作途中




前立ての日月の製作




前立ての勝虫(蜻蛉)の製作




日月と勝虫を組み合わせて前立て作成し、取りあえず金色に塗装













頭形兜の完成写真・・・手持ちの面頬と組み合わせてみたりして




前立ての勝虫に色付けして、最終形。

前回、三十二間筋兜を作製して、要領が解っている分だけ早く出来上がった。


<鍼灸マッサージサロン・セラピット>

三十二間筋兜の製作

2014年01月08日 | 趣味・道楽
甲冑を手造りしてみようと思い立ち。
思い立ったら即実行・・・甲冑には昔から興味があったが、部品構成や組み立て手順等をネットで調べて、必要な材料、工具を揃えて、と前工程に少し時間が掛かったが、意外に早く兜は出来上がりました。以下はその製作工程・・・・。



ベースは永年うちにあった工事用ヘルメットと1mm厚の塩化ビニール(硬質)の板(しころ用)に、ビニール被覆電線、ボール紙・・・




電気コードをヘルメットに32本貼り付け、パテで接合部を整形して・・・




塩ビ板を、型を起こして切断し、電気ストーブで加熱して曲げて、しころの形を作ります・・・




水性の黒艶消しスプレーで塗装、3回ほど塗り重ねて、乾燥




天蓋(ボール紙)や目庇(塩ビ)などの細かなパーツを接着剤、ビス、ボルトで接合し・・・




しころを黒の縅糸(平組紐8mmx30m:540円)で素掛け縅に、縅して・・・





兜の内面は、頭頂部と側面に10mm厚のスポンジの板を貼り重ねて高さ調節し、内張りは100円ショップで昔買ったニット帽を加工して貼り付け・・・




完成・・・正面。この前立ては木の薄板に金箔と漆を塗って作製したもの・・・




手持ちの面頬(これはレプリカ)と組み合わせると・・・こうなります。ちょっと見には、本物と見間違う出来と・・・しばし自己満足。ただし、眺めているうちにだんだん粗が見えてきて、この後少しずつ修正を加えて行くよていです。

今、第二段として、頭形兜(ずなりかぶと)を作っています。ほぼ完成して鎧製作に入っています・・・これは、甲冑一式造ってみようと思っています。





前立ては日月に蜻蛉にしました・・・

<鍼灸マッサージサロン・セラピット>