きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

歌人 村下孝蔵

2010年03月28日 | 趣味・道楽
1999年にリハーサル中に脳内出血のため46歳で急死した村下孝蔵さんは生きていれば57歳。

27歳でデビューした当時は丁度私が結婚したての30歳。
「初恋」「踊り子」「少女」が好きで、自分の持ち歌の1つでカラオケでも良く歌ったものだが、その後はTVにほとんど出ない人だったし、自分も仕事に追われる日々で音楽を聴いたりレコードを買ったりということから久しく遠ざかっていて、名前も忘れていた。

亡くなったときも、驚きはしたもののずうっとファンでいた訳でもなく、また当時は50歳での早期定年退職を目前にして仕事の整理や、将来のことで頭が一杯で、それ以上の感慨は湧かなかった。

60歳になった現在、新しく始めた仕事にも慣れてきて少し余裕が出来たせいか、また最近は便利なポータブルプレイヤーなどもあり、いつでもどこでも音楽を聴いている生活に戻ってきた。聴くのはもっぱら若いときに流行った歌になるが、村下孝蔵さんのアルバムも数枚買ってあらためて聞き直してみると、実に良い、すごく良い。

メロディーも歌詞も素晴らしく、歌詞の韻とメロディーがすなおに一致していてとても歌い易い。年齢相応に高音は苦しいのだが・・・。
思わずギターの楽譜まで買ってしまったので、しばらくは「弾き語りで村下孝蔵ソングを歌うぞ~」が目標です。

<鍼灸マッサージサロン・セラピット>