笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

中国の和平案は、非現実的だ

2023-02-25 11:37:22 | 日記
ロシアのウクライナ侵攻一年目に、中国は、国連総会決議を棄権する一方で、独自の和平案を公表した。

その内容は、「双方の犠牲の拡大を防ぐため、とにかく戦闘を止めて話し合いに入れ」と言うものである。

しかし、ウクライナ側にして見れば、話し合いに入る前提として、「ロシアが併合した諸州の扱い」に対するロシアの姿勢がネットになる。

ロシア憲法は、領土の割譲を禁止している。

日本の北方領土交渉も、この憲法改訂により、遥か彼方へ追いやられた。

言って見れば、「力で獲得した領土は、誰が何と言おうと、力で取られない限り返さない」と言うものである。

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/867684

プーチンは、年次教書でも、「併合した諸州を含めた
我が国を断固として死守する」と言っている。

このロシアのやり方を認めたら、ロシアの隣国は、かつてソ連がやったように、次々とロシアの支配下に入れられる恐怖を感じているのである。

中国は、和平案を示すなら、まずは、ロシア側に対して、併合した諸州の返還を求めるべきではないか。

そうでない限り、ウクライナは「戦って諸州を取り戻す」と言う考えをやめられないのである。

鈴木宗男氏は、「ウクライナがミンスクⅡを守らないことが問題の出発点だ」と言うが、ミンスクⅡの元は、ロシアによるクリミア併合にある。

私に言わせれば、「ロシアのクリミア併合が問題の出発点だ」



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私は、千葉県東金市出身の落語家・柳家吉緑さんを応援しています。

☆令和4年相模原若手落語家選手権で優勝

☆第33回北とぴあ若手落語家競演会で大賞獲得

☆第4回ざぶワングランプリで、優勝。(テレビ初出演)
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