文藝春秋の三月号に、「志ん朝・談志・小三治に浸る」(広瀬和生)と言う記事が載っいる。
昨年10月7日に、柳家小三治が81歳で亡くなったことから、「これでひとつの時代が終わったのは間違いない」として、「自分の世代の名人」である古今亭志ん朝、立川談志、柳家小三治の3人の関係と古典落語について書いている、なかなか読み応えのある記事だ。
その中で、2006年の独演会で小三治が語った話として、「今の若い噺家に言いたいのは『客に向かって話すな』と言うこと。あくまでも、中に出てくる人同士が会話をしなくてはいけない。でも今、みんな客に向かって話してる。ウケようとしている」と書いてあった。
先の、相模原若手落語家選手権を思い出した。
他の落語家が、まさに、審査員である会場の観客に阿って、駄洒落を言ったり、余計な話を加えていたのに対し、我が吉緑は、文字通り、「中に出てくる人同士」に語らせていた。
流れがきつくても、本流を行く吉緑をしっかり応援したい。
写真は、我が家の海棠桜と利休梅です。
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私は、千葉県東金市出身の落語家、柳家吉綠さんを応援しています。
http://ja.Wikipedia.org/wiki/柳家吉綠
昨年10月7日に、柳家小三治が81歳で亡くなったことから、「これでひとつの時代が終わったのは間違いない」として、「自分の世代の名人」である古今亭志ん朝、立川談志、柳家小三治の3人の関係と古典落語について書いている、なかなか読み応えのある記事だ。
その中で、2006年の独演会で小三治が語った話として、「今の若い噺家に言いたいのは『客に向かって話すな』と言うこと。あくまでも、中に出てくる人同士が会話をしなくてはいけない。でも今、みんな客に向かって話してる。ウケようとしている」と書いてあった。
先の、相模原若手落語家選手権を思い出した。
他の落語家が、まさに、審査員である会場の観客に阿って、駄洒落を言ったり、余計な話を加えていたのに対し、我が吉緑は、文字通り、「中に出てくる人同士」に語らせていた。
流れがきつくても、本流を行く吉緑をしっかり応援したい。
写真は、我が家の海棠桜と利休梅です。
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