笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

ミハイル・ガルージン 駐日ロシア大使のテレビ発言(3月2日)

2022-03-03 16:01:20 | 日記
昨夜、8時からのBSフジで、ミハイル駐日ロシア大使が出演し、小野寺元防衛大臣と、ウクライナ問題について話あった。

ミハイル大使のプロフィール
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3

ミハイル大使は、ソ連時代からの外交官で、その発言は、徹底したプーチン擁護で、極めて優れたプロ性を感じた。

ウクライナ問題に対する彼の発言を整理すると、次の通りである。(文責は笛吹朗人)

第1、ロシアのウクライナ進攻の理由

1、歴史的経緯
★2014年のクリミア半島のロシア編入は、住民投票の結果であるにもかかわらず、それを支持したウクライナのヤノコビッチ大統領に対する反ロシアデモ(ユーロマイダン革命)は、クーデターだ。
その後のウクライナ政権は、ウクライナ東部とクリミアの親ロシア派を攻撃している。

★そのため、2015年のミンスク合意で対話による解決を約束し、国連の認める条約にもやったのに、その履行をウクライナが拒否して来た。

★ウクライナは東部の親ロシア派に対し、ナチスのジェノサイド的な空襲を続けて来た。そのため、数十万人がロシアに難民となって来た。

2、NATO拡大の可能性
★アメリカが圧力を加えてNATO拡大の進めて来ており、もしウクライナがNATOに加盟すると、ロシア領であるクリミアに武力攻撃が加えられる恐れがある。

★ウクライナには、旧ソ連が育て・残した核の能力がある。今のウクライナ政権の意図からすると、核保有比率に動く可能性があり、ロシアの安全保障に対する危機感を持つ。

3、ウクライナ侵攻の目標は、非軍事化と1990年の宣言にある中立化を達成することだ。
ウクライナを占領する意図はない。

第2、戦闘についての評価
★ロシア軍は、アメリカと違い、軍事施設にしか攻撃していない。軍事施設への攻撃は、ウクライナ軍の誤射だ。
★テレビ塔への攻撃は、アメリカと違い、予め警告し退避を求めた上でやった。
★アメリカは、イラクなどに対して、核がある可能性だけで攻撃したではないか。ロシアに対する批判は、二重規範だ。
★自国以外に核を置いているのは、アメリカだけだ。

小野寺元防衛大臣の理性的・論理的な論争ぶりも際だっていた。

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私は、千葉県東金市出身の落語家、柳家吉綠さんを応援しています。

http://ja.Wikipedia.org/wiki/柳家吉綠
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「ロシア即時撤退を」国連決議 賛成141カ国、反対5カ国: 日本経済新聞ーー学者・評論家は解説付き

2022-03-03 15:54:50 | 日記
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN020UR0S2A300C2000000/

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