笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

伊勢参り

2019-05-09 10:35:38 | 日記
昨日は、お伊勢参りに来ました。

今年の3月が私たち夫婦の金婚式であることから、昔、三重で働いていたときの同僚のMさんが喜寿記念で、趣味の篆刻の個展をされる時に合わせて、お伊勢参りを計画しました。

その後、改元もあり、様々な祝い事が重なったお伊勢参りとなりました。

自宅を6時に出ましたが、総武快速が市川駅まで来たとき、「横須賀線で人身事故があり、遅れる可能性あり」となりました。
幸い、東京駅では1分の遅れで、無事、予定通りの新幹線に乗れました。

富士山が、雲一つ無く、くっきり見えました。

名古屋から参宮線に入ると、懐かしい地名、懐かしい鈴鹿の山山が見え、今を盛りと一面の植田が見えました。

幾つかの俳句を作りながら伊勢市駅に着くと、Mさんが待っていてくれました。

伊勢シテイホテルの2階の部屋一杯に、篆刻や篆書が並んでいます。
どれも、素晴らしい作品です。
現役時代も、仕事にゴルフに手抜きの無いMさんでしたが、退職しての趣味でも、手抜きが無く、プロレベルになっています。

篠笛を、やっとやっと続けている私とは、比べものになりません。

お昼は、ホテルのレストランで、松阪牛のステーキをご馳走になりました。

Mさんから、お宅のお庭の季節の花を篆刻にした朱印帳をいただきました。
奥様からは、私達の金婚式のお祝いにと、バウムクーヘンをいただきました。
細やかなお心遣いに感激です。

外宮の入り口まで送っていただきました。

連休中は例年の2倍以上の人出だったそうですが、今日は、ガラガラでした。

内宮は、外宮に比べて人出が沢山でした。
帰り際、宇治橋の中で、伊勢神宮祭主をされている黒田清子さんが内宮に向かわれる車にお会いしました。

その後、一目散に赤福の店に向かい、五十鈴川を眺めながら、渋茶で赤福を食べました。
家内は、「これで目的達成」と言う顔でした。

そこから、タクシーで、私の目的の一つである二見の西行庵跡(安養寺跡)を経由して、二見のホテルに向かいました。
西行庵跡は、タクシーの運転手さんは知らなかったのですが、事前に伊勢市の教育委員会に問い合わせて、現地の地図をファクスで頂いていたので、直ぐ分かりました。

一帯は、住宅地として開発されており、西行の庵跡は当然のこと安養寺跡も姿はなく、一面の草むらの脇にある看板だけが頼りと言うのは、何とも無常を感じた次第です。
背景の朝熊山の緑溢れる堂々たる姿とは対照的です。

二見のホテルに着いて直ぐ、安養寺跡の発掘調査で出た西行関係の遺物を展示してある賓日館(元は、明治初め以来の皇族の宿泊施設)に向かいました。
Mさんが予め確認してくれていたボランティアの案内人の方が、お店を締めて駆けつけて下さり、丁寧に説明して下さいました。
(ホテルへの帰り道、かどふさんのお店に立ち寄り、ひとしきり「西行談議」を楽しみました)

私達のホテルは、江戸時代には、幕府や各藩の武士が二見に来たときに宿泊した「本陣」の跡だそうですが、夕食時のレストランは9割近くが外国人(フランス語が目立ちました)でした。

今日は、夫婦岩を見てから二見駅から電車に乗り、津市で、昔住んでいた社宅の跡を経由して、新玉亭と言う鰻屋で鰻丼を食べる予定です。

今日も、沢山俳句を作りたいと思っています。
ーーーーーーーーーーーー
私は、柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。

柳家吉緑オフィシャルサイト
yanagiyakichiroku.wixsite.com/kichirokuofficial
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする